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テレホーダイ、同じ眼をした人たちと出会えた瞬間

どうもこんばんわ、百舌鳥(もず)です。

以前「はじめてインターネットを知った話」を書きました。今回は「はじめてインターネットを"やった"時のお話」をさせて頂こうと思います。

初めてインターネットをやったのは1998年の事です。
場所は学校でした。

僕は当時ゲーム業界への強い憧れと夢がありました。
色々と悩み、家族と話した結果、パソコン系の短大に進みます。
そこは様々なメディアに関する勉強が出来る所でプログラミングやそれ以外にも作曲、画像編集に映像編集、ホームページ…他にも絵コンテや著作権法等と面白いコンテンツがたくさんあった場所でした。

もちろんパソコン系なのでパソコン…そしてインターネットに繋がっていた訳なのですが、そこで友だちとまず「チャット」にハマりました。

オンラインで会話をするツールです。

今となっては珍しくも何とも無いコレが、当時は最高に面白くて、授業なんて大して聞いてないくらいでした(笑)

ただ会話するだけなのに、顔も知らないけど同じような気持ちを持った人とたわいも無い話しが出来て、目の前に居る友人たちよりも濃く、深く、楽しく過ごせる事がとても有意義でした。

これは普通のコミュニティチャットのようなものですが短大の友だちが新しいサイトを教えてくれます。

それがチャットを使ったネットRPGというものでした。

壮大なファンタジーの世界観をオリジナルで構築されているサイトで、自分のキャラクターを作り、チャットを通じて自ら演じるというもので…これがまた寝食を忘れる程ののめり込みようで。

まずテーブルトークRPGというものをこれまで知らなかった僕は、自ら設定を作り演じる事によって、よりゲームクリエイター熱を上げていました。

そんな人たちと実際に会うという「オフ会」では、地域もそれぞれで年齢も違う人たち。
…しかし。

「初めて会った気がしない」

という気分でした。
…それはそうです。
同じ世界観の中で自分の分身と「幾度となく会っていて、そして冒険してきた仲間」なのですから。

そこから結果的にやらない時期も含めて数年程、サイトで遊んでいたのですが約20年経った今でも交流等はなくても何かしらで繋がっている友人が居ます。

当時、家でパソコンを持っていてもインターネットに繋げる事がなかなか困難だった時代に、それでも必死に画面の向こう側の仲間たちと繋がりたかった自分が居ました。

はじめてのインターネットは今の自分の姿の、ある種の始まりでもあった…というお話しでした。


…このゲームに関係する仲間たちとの出来事は、この後も出て来ると思います。
どうぞお楽しみに。

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