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SWY vol.1 20200111

ついに今日から内閣府が主催する「世界青年の船」(Ship for World Youth)のプログラムがスタートしました。

13:30までに受付を済ませなければいけなかったところ、いきなりハプニング。集合場所に10分前には着くはずだったのに、道に迷った末に乗ったタクシーのおじさんに違うところに連れて行かれギリギリ(いや多分アウト)になってしまいました。結果を言うと、誰にも何も言われませんでした(笑)。

そんなヒヤヒヤを乗り越え、日本人参加青年だけの「出航前研修」がスタートしました。

会場であるオリンピックセンターの使い方など事務連絡を聞いたあと、自分の今の正直な気持ちを周りの仲間たちとシェアしました。自分の口から出たのは「不安なことがないと言ったら嘘だけど、不安よりワクワクの方が勝っている!」という言葉でした。昨日は半分不安で半分楽しみと言っていた自分が、なぜワクワクの方が勝っていたのか。それは、9月の事前研修が始まるときにはなかった安心感でした。「久しぶり!」「あけましておめでとう!」とたくさんの人が手を振ったり声をかけたりしてくれました。東京や大阪など参加青年が密集している(すぐに集まれる)ところに居なかった私にとって、3ヶ月半前に会った私のことを覚えてもらえてるだけで嬉しかった。

1番印象に残っているのは、「英語が心配…」と正直な気持ちを言ったところ「言語の壁なんて幻想だよ」という言葉をもらったこと。「言語が違うだけで、自分自身で壁を作ってきていたのかもなあ」と気付かされました。様々な国の方と関わってきた経験のある人からの言葉は、とても重く響いたと同時に少し楽になりました。

その後は委員会ごとに業務や担当を確認したり、ディスカッションのコースごとにassignmentを確認したりしました。
委員会(1人1つ必ず所属)で私が所属するのはadvertisementで、主に船の中での出来事を取材して、報告書のようなものを書く任務をいただいています。秋学期がスタートする前の事前研修でこの任務に決まってから一昨日まで、もしかしたら大学の選択授業で1番厳しいかもしれない英文法の授業とレポートにめちゃくちゃ力を入れてきました。そのおかげで英語がどんどん好きになって、今では「早く書きたい!書くの楽しみ!」というぐらいモチベーションが上がっています。

コースディスカッションでは「Health & Wellbeing」というテーマを選びました。私がこのテーマを選んだ理由は主に2つです。

①みんなの「幸せ」を知りたい

昨夏アメリカにホームステイした際、日本ではなかなか経験できないような「幸せ」のカタチを見て、聞いて、感じました。書くとなると難しいのですが、1番興味深かったのは「ワークライフバランス」に関すること。このコースディスカッションを通して世界各国の青年の「どういう時に幸せなのか」を聞き、同時に自分の幸せも言語化したいなあと思っています。

②学校とメンタルヘルス

最近、テレビなどでよく耳にする「不登校」「いじめ」といった言葉。大学生も例外ではないと思いますが、小学校や中学校など義務教育の過程をはじめ、高校などで様々な原因から不登校になる子どもたちが増えています。「フリースクール」などの居場所提供やいじめ防止推進対策法などの法整備。いろんな角度からのアプローチがあると思いますが、他の参加国の場合そもそも不登校という状態が存在するのか、するのであればそれに対してどのようなアクションがとられているのかを知りたいなあという気持ちです。

コースディスカッションでのミーティングを終えたあとは部屋にチェックイン(今回は1人1部屋!)し、レセプションパーティーが開かれる会場へ。立食形式だったのですが、目があってニコニコしてると近づいてきてくれて自己紹介し合う、というのを何度かやりました。「築地で食べたお寿司が今までで1番美味しかった!」と盛り上がってくれるペルー人、「どうして参加しようと思ったの?」と直球の質問を投げてくるイギリス人などいろんな国の人と話すことができました。
私が質問してペルーから日本まで20時間以上のフライトが必要なことが分かったことや、イギリス人に「英語上手くなりたい」と言ったら「私といっぱい喋ろう!」って返してくれたことで私の自己肯定感は爆上がりしました。(この調子で行くと帰ってくる頃には自己肯定感つよつよ星人になってるかも。いやわからんな。)

そんな感じで、今日のプログラムはすべて終了です。明日から海外参加青年と合流して本格的に「陸上研修」がスタートします。たのしみ!

長いのに最後まで読んでくれた方、大好きです!
ありがとうございました!

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