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掌編小説

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2000字程度で書いた掌編小説をあげていきます。 ここから短編・長編にしていくためのネタ作りの練習も兼ねてオリジナルの掌編小説書いていきます。
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#創作

掌編小説⑥「夜空」「時間」「囲い・塀・垣」

掌編小説⑥「夜空」「時間」「囲い・塀・垣」

 仙台駅からアーケードの中を通り、国分町方面に進む。名掛丁、クロスロード、ぶらんどーむと抜け、前方ディズニーストアが右手に見える横断歩道を渡って直進。勾当台公園の手前の商店街、三越とロッテリアの間を通る路地に立ち飲みができるカフェが佇んでいる。
 確かにそこにはカフェがあるのに、あるとき、ふとした瞬間にカフェが不思議な雑貨店に代わっているのだそうだ。
 いつ、どんなときにだけ、そこに雑貨店が現れる

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掌編小説③「北極星」「女の子」「地図・海図・星図」



「あの一番明るい星が見える?」

 星が見える丘の上で2人、無数に輝く星々を地に寝そりながら眺めていた。
 彼女は夜空に瞬く星の中でも、一際煌めきを放つ光に向かって指をさす。

「あれは北極星《ポラリス》っていうのよ」
「ポラリス」
「あの星の下に、ジュリアードがあるって言われているの」
「ジュリアードって?」
「遭難した船乗りのお話のアレだよ」

 それは街に伝わる船乗りの伝説のお話。おと

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