大きな木を育てよう

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「郷に入っては郷に従え」ではありませんが、
その時に所属している集団の中で指導者や仲間を100%信頼して、力を合わせて頑張ること。

様々な人に教えを乞うて、自分の知識として取り入れるのは良いことですが、集団に所属しているにもかかわらず何でもかんでも取り入れていてはいけません。

自分が指導者を信頼していなければ、指導者も全力で力を貸そうとは思わないと思います。

自分が信頼を寄せることで、

「この選手のためにやってやろう」


周りも自分を信頼してくれるようになり、
力を貸してくれるはずです。

なかなか結果が出ないとき、疑心暗鬼になる時もあります。
そんな時、
過去に良かったときの方法をやってみたり
いい成績を出している選手の真似をしてみたり
したくなります。
それで調子が上向きになればいいですが、ならなければ「もうどうしようもない」と諦めたくなります。

過去の良い時を思い出しても、学生であれば身長や体重、筋肉量など身体は変化しているので上手くはまる確率は低いでしょう。

また、
「二兎を追う者は一兎をも得ず」
ということわざのように、色々なことにチャレンジしてどちらも上手くいかずに終わることは多いと思います。
「二刀流」として活躍する人は時々見かけますが、大体の人はそうはいきません。

しかし、
「一石二鳥」のように
一つのことで二つの成功を取れる場合もあります。
一つのことを成そうと努力した結果、もう一つ結果が付いてくるかもしれません。

始めから何個も何個も種を蒔いて育てようと思うのではなく、まずはひとつの種をじっくり育てることが成功への近道なのかもしれません。

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