あなたができると思えばできる。できないと思えばできない。どちらにしてもあなたが思ったことは正しい。

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アスリートにとって、「引退」は必ずついてまわります。中学で辞めるのか、高校で辞めるのか、大学で辞めるのか、プロや実業団で辞めるのか。
それとも、何かの試合、何かのきっかけで辞めることにするのか。

「アスリート」としてスポーツに携わる時間は短く、引退後の人生の方が遥かに長いですよね。

どれだけ強い人でも、落ち目は来ます。
その時、「私はもう一度這い上がれる」と思うのか、「辞め時かもな」と思うのかは人それぞれだと思います。

『こうありたい』と思っている自分とのギャップが出てきた時

このギャップは、レースよりも練習の中で感じるのでは無いかと思います。今まで1km3分20秒の基準で練習できていたものが、どうしても3分25秒でしかできないとか。

これまで乗り越えてきたこととは明らかに違う、上手く絡み合わない違和感は自分にしか分かりません。

そんな中でも気持ちを切らすことなく頑張り続けるのも、「引き際だ」と引退を決意するのもどちらも正しいと思っています。

本気で後悔のないようにやってきた選手が、自分の納得のいかないまま過ごし、レースに出るのは「自分らしくない」ことですよね。

続けるのも勇気
やめるのも勇気

部活でもプロでも引き際はとても難しいです。
考えられないかもしれないけれど、「やめるという選択肢がある」ということを覚えておいてほしいです。

ダメだと思ったらスパッと辞めて、その後の人生を充実させている人を沢山知っています。
一度きりの人生、やりたいようにやってやりましょう。

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