無観客はやっぱり寂しい

全国各地で県総体が開催されていますね。

ようやくシーズンインといったところでしょうか。

それでも無観客試合であったり声を出しての応援は控えるように言われていたりします。

試合が出来ることの喜びもありつつ、全力を出し切れない選手のもどかしさや全力で応援できないもどかしさは捨てきれません。

本来冬季トレーニングを終えて試合に向けた移行期であるはずだった時期に、思うような練習が出来なかった選手がほとんどだと思います。

応援する側は、「選手たちが満足いく走りをして欲しい」という溢れる気持ちを抑えて最小限の応援をしなければいけません。

コロナの関係で、そもそも出場できな学校や選手いると思います。

「命や健康が最優先だよ」は選手達からしたら綺麗事なんじゃないかと考えてしまいます。

文字通り「青春をかけて」過ごしてきた日々がこんな結末を迎えるなんて誰も知りませんでした。

いつもと変わらず県総体があって、みんなで応援しあって、引退する人もいればインターハイに勝ち進むことの出来る人もいて。

そんな当たり前だと思っていたことが当たり前に出来ないって、自分だったら「何のためにやってきたんだ」と感じると思います。

でも、当たり前を当たり前に過ごせなかった人たちだから、その当たり前を大事にできる人になれると思います。

そして、この経験は今学生である人たちにしかできません。
「この気持ちは俺たちにしかわかんねーよ」となりながらも、「あんなこ経験したから今の自分があるんだ」と思えるようになって欲しいです。

これこそ綺麗事かもしれませんが。

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