思わず買ってしまう「商品パッケージ」たちをご紹介!
見た目の重要性
人は外見だけで判断してはいけない
「人は外見だけで判断してはいけない。」というのは、人生において重要な思考の1つと言えるでしょう。実際、見た目だけでは判断できない内面に触れることで、その人の本質が理解できたり、より良い関係を築くことができるのも事実です。
一方で、初対面においては「見た目」というものが非常に大事になる要素の1つであることは、間違いありません。
営業やスピーチ、或いは合コンなどにおいても、まず自分の話を聞いてもらう或いは興味を持ってもらうきっかけの一つに「見た目」の重要性は欠かすことのできない要素であり入口でもあります。
商品の第一印象
商品にも、同じことが言えるのではないでしょうか。世の中には、様々な商品があり類似商品や同ジャンルの商品なども複数あることから、第一印象で商品に興味を持ってもらうことは非常に重要です。
いつも購入している商品や、多くの人が手に取っている人気商品であれば「見た目」を重視せずとも購入できます。しかし、新たに購入しようと検討している商品や、情報・レビューの乏しい商品の場合、人が購買意欲を掻き立てられる要素こそ第一印象にあたる「商品のパッケージ」であると言えるでしょう。
「パケ買い」したくなる商品たち!
「パケ買い」とはパッケージ買いの略語で、商品の味や使用感などよりも、商品のパッケージデザインを購入動機の主として商品を購入することを意味しています。
※CD・レコード盤などの場合は「ジャケ買い」と言います。
本記事では。そんなついつい「パケ買い」したくなってしまう商品たちについて簡単ではありますが、ご紹介していこうと思います!
お部屋のインテリアとして、また自身や自分以外へのプレゼントにもおすすめの商品が見つかるかもしれません!
※店舗情報・購入方法や、期間限定の商品などもあるので、詳細は各WEBサイトからご確認いただけると幸いです。
『BOTCHAN(ボッチャン)』
メンズコスメブランド商品を扱う『BOTCHAN』。今や男性でも化粧をしたり、しっかりとしたスキンケアをする時代。加えてジェンダーレスという時代の流れにおいて、注目を集めているこちらのブランド。
パッケージデザインは、アートディレクター/グラフィックデザイナーの飯高健人氏が担当されています。
男性・女性と、性別の枠に囚われないデザインと商品に、最近ではカップルや夫婦同士でシェアして使用されるなど、今まさに人気のコスメブランド『BOTCHAN』。ブランドの想いと共に、商品パッケージでも手に取りやすい工夫がされています!
『まほの極み』
奈良市の山奥、大和抗原で育ったお米『まほの極み』。「まほ」とは「まほろば(=素晴らしい場所)」という日本の古語から命名されており、まさに奈良の澄んだ空気・清水、寒暖差の大きい恵まれた環境で生まれたお米です!
パッケージのデザインを担当されているのは、これまで多くの商品パーケージデザインを手掛けている三原美奈子氏。低コストかつ小ロットなパッケージとなっています。
「Kodos store」では、『まほの極みコシヒカリ』や『まほの極みヒノヒカリ』などのお米を販売しています。
『SNOWS』
北海道の自然の魅力や美しさ。それらを生かし、素材やかたちに思いを込めた、こだわりの北海道生まれのお菓子を販売する『SNOWS』。
スノーサンド(チョコサンドクッキー)・スノーボール(生トリュフチョコ)などが有名で、商品パッケージのモチーフは「山の版画家/大谷一良」さんの作品が使用されいます。
『AUDREY(オードリー)』
こちらのお店は、いちごのお菓子専門店になります。かわいらしいスイーツやケーキなどに、ふんだんに使用されたいちごが特徴的な商品のお店となっています。
「いちご」のお菓子専門というだけあって、使用するいちごにも並々ならぬこだわりが詰まっており、季節・品種・産地までお菓子の種類などにあったいちごを使い分けています。
『AUDREY』のパッケージデザインを担当されているのは、デザイナー/渡邊良重さんです。後ろ姿や横向きの女性が印象的なデザインとなっており、お菓子の缶や包装紙・紙袋など、様々なアイテムに使用されています。
また『AUDREY(オードリー)』の洋菓子パッケージデザインが、第19回亀倉雄策賞にも選出・受賞されています。
「第19回亀倉雄策賞」
『Fika(フィーカ)』
フィンランド・ノルウェー・デンマークやスウェーデンなど北欧の国の伝統的なお菓子を集めた洋菓子専門店『Fika(フィーカ)』この店名は、スウェーデン語で「おやつの時間」という意味だそうです。
このお店のアイコン的存在ともいえる「ハッロングロットル」や「ドロンマル」といった食感の楽しいクッキーなど、数種類の北欧伝統のクッキーを展開しています。
『Fika(フィーカ)』のパッケージデザインを担当されているのは、フィンランド出身の女性デザイナー3人(レーナ・キソネン/ハンナ・コノラ/マイヤ・ロウエカリ)となっています。
シーズン毎に発売される期間限定アイテムなどもあり、箱だけでもコレクターする人がいるほど。まさに『パケ買い』してしまうデザインとなっています!
『Fika(フィーカ)』ショッピングサイトはこちらから
https://www.mistore.jp/shopping/brand/list?brand=001641
『コバトパン(コバト缶)』
『コバトパン』は、天満橋(大阪)にあるコッペパン専門店です。外観や世界観がとてもオシャレでどこか懐かしい雰囲気のあるお店です。店内には、ドリンクはもちろんコッペパンがメインで販売されており、ホットドッグや焼きそばパンを始めとする惣菜パンも充実しています。
今回ご紹介したいのは、オンラインショップやお土産商品等で大人気の「コバト缶」です。クッキーやサブレ・カステラなどのスイーツがとても有名ですが、それら商品にプラスαで人気を博しているのがコバト缶のデザインと言えるでしょう。
パッケージデザインの3人は、コバトパン工場ストーリーにて出てくる、まじめで働き者の弟子たちだそう。
どこか懐かしくレトロなデザインのコバト缶は、オンラインショップからの購入も可能です!
『小熊のプーチャンバター飴』
小熊が大自然の中で、空に浮かびながらウッドベースを奏でているイラストが特徴的な缶となっています。
北海道らしいかわいいクマの飴を作りたいと誕生したこちらの商品。厳選した佐藤と水飴を煮詰め、北海道産バターを加え、透明度の高いバターをそのままの風味と色合いに仕上げています。
※こちらは通常パック販売ですが、一部店舗にて缶タイプで販売されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。商品の顔であり、第一印象を決める「商品パッケージ」の数々。
最近の商品パッケージは何かとシンプルなデザインのものや、商品内容や特徴が分かりやすいパッケージが主流であり、もちろんそれらにも様々な工夫やアイデアがあります。
しかし一方で、今回ご紹介させていただいたように、作り手の思いを反映させたデザインであったり、商品と同等或いは商品以上に魅力のあるパッケージも、間違いなくその商品の一部であり、私たちの購買意欲を高めている1つであると言えるでしょう。
皆さんがデパートや旅行先、或いは何気なく購入している商品にも、作り手や企業の想いがパッケージに反映されているデザインが必ずあり、いつの間にか魅了されているかもしれません。ぜひ商品自体はもちろん「パッケージ」にも注目してみてはいかがでしょうか。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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