コマツマサユキ

約10年ニッチな業界のサービスの保守・運用コンサルを続け、スタートアップに転職し1年半…

コマツマサユキ

約10年ニッチな業界のサービスの保守・運用コンサルを続け、スタートアップに転職し1年半。 色々悩んで苦しんで、自分の一番大事なものを考えた結果さらに転職。有料記事は作りません。

最近の記事

師匠の教え その5

師匠は僕にキッチンを教える時期はかなり慎重に判断していたようでした。 何より、当時大学四年生、就活も終わっていて4月には就職。師匠が僕に教えはじめてくださった時期は9月頃。 今からキッチンにフルで慣れてしまっても、結局キッチンとしての戦力になったころにはバイト卒業になることが見えている。 キッチンはコアな業務であるなかで、近い将来抜ける前提の人間はその戦力にしっかりとなってしまうことは組織としては健全ではありません。 ただ、僕が全くキッチンのことを知らない中で業務に当たる

    • 師匠の教え その4

      すべての情報が集まる場所での振る舞いがその日のオペレーションを決めるんだ。お前はどういう型でやることでその情報をさばけるか、自分の型を見つけるんだ。 「仕込み」「ホール」の作業は相手への思いやりと基本動作の徹底であると教えていただいた後、師匠は次に僕にデシャップを教えました。 僕のいた店でいう「デシャップ」は、「キッチン」と「ホール」をつなぐ役割でした。ホールがとってきた注文をキッチンに伝えつつ、キッチンが作った料理とそれ以外の仕込み済みの小皿などをまとめ上げ、一つの「商

      • 師匠の教え その3

        ちょっとしたこと、をいかに早く正確にできるか、その積み重ねが仕事だ。 皿洗いのことを教えてもらってから、今度は僕はホールのことを教えてもらった。いや、順番はもしかしたら「仕込み」が先だったかもしれない。 でも、ホールも仕込みも共通して教えてもらっていたのは↑のメッセージでした。そしてそれは、今も僕の心の中で僕を支えています。 「仕込み」には、ホールの掃除、メニューの黒板の書き換え、本日の仕入れ品を冷蔵庫や冷凍庫にしまったり、小鉢の準備をしたり、お茶の準備、ビールサーバの接

        • 師匠の教え その2

          すべての仕事に「単純でつまらない」ものなんてない すべては捉え方次第だ前回の記事がきっかけで、師匠に「弟子入り」した僕は、そこから日々の仕事の一つ一つについて師匠の哲学を学びました。 当時のバイト先は、定食屋という事で、日中の大きな仕事は以下でした。 ・開店準備 ・仕込み ・開店 ・ホール ・キッチン ・デシャップ ・皿洗い 師匠は僕に言いました。 「皿洗いは舐めるな。お店の売上が上がるためには、お客様が沢山はいってくれる必要がある。お客様が沢山はいってくるためには、お客

        師匠の教え その5

          師匠の教え その1

          僕の師匠とは大学四年生の9月に、当時のアルバイトの師匠に弟子入りしました。 社会人13年目も折り返しとなっている今、振り返るとあの時期がなかったら今の自分はなかっただろうな、というかなり濃密なインプットとアウトプットを繰り返した時期でした。 仕事とはどうあるべきか、という事を一つの角度から教えてくれたのが師匠でした。社会人になる前に僕は師匠に会えて本当に良かったと、今思っています。 師匠が教えてくれたことは、今の僕を支えている一つの哲学のようなものですが、そもそもそんな師

          師匠の教え その1

          noteで記事を書いてみようと思うまで

          SNS的なものは、大学に入った2004年くらいからずっとやっていました。 mixi、Twitter、Facebook、ブログ、大した写真も撮らないけどインスタも。 いずれもアカウントは持っていますし、なんとなーく使っています。 最近の高校生とかが好きでやっているようなツールは詳しくありませんが、いずれも結構黎明期からアカウントを持っていました。 noteの存在は前から知ってはいましたが、なんとなく、テクノロジー寄りの人がたくさん触っている感じもあったし、このままだとブロ

          noteで記事を書いてみようと思うまで