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【異動】3月がやってきました【転勤】


3月といえば社会人の方なら異動の通達が出た方もたくさんいるのではないでしょうか?

2月頃に早めにわかった人もいれば、3月の最後の週に転勤を告げられる人まで様々ですね。


現在入社6年目の僕は3回の異動を経験しました。

転居を伴う異動は1回だけですが勤務地が変わると生活は割と変わった印象です。

今回は3回の異動を通して良かったことや悪かったことなどをまとめてみようと思います。


今から異動を経験される方に少しでも参考になればと思います。


異動前の不安


1番気になるのはやはり人間関係ですよね。

* 気の合う人はいるのか
* 上司や後輩はどんな人なのか
* 支店の内部の雰囲気は良いのか


考え出したらキリがないですね。
こればっかりは行ってみないと分かりません。

あまり緊張しすぎても良くないので良い意味で楽観的に行きましょう。


異動後の初出勤


楽観的にと書きながらもかなり緊張していきました。笑

知っている人は1人しかいませんでしたし、本社が併設して役員がいて人数も多かったのことが緊張の理由です。

タイミングは入社4年目。
ある程度仕事にも自信がついた頃なので、
人間関係の不安だけが強かったことを覚えています。

7時半過ぎに出勤して、人が来る度に個別に挨拶をしました。

正直めんどくさかったですが、
最初は肝心と思っていたのでなんとか
挨拶を済ませました。

8時半から朝礼の開始です。
まあ当然ですが、ここでもひと言挨拶。

あまり笑いを狙うようなことはせず、
当たり障りのないことを話しました。


地獄の数日間

異動してからの数日間が
本当にストレスを感じました。

仕事内容は変わりませんので、問題なし。

ただ、今まで当たり前に使っていた書類や
データの様式がどこにあるのかが分からない。

こんな小さなことでストレスに感じるとは予想外で、
同じ仕事をするのに長く時間がかかってしまっていました。

人に聞けばいいのにと言われればもちろんそうです。

これは自分の考え方が悪かったのですが、
なぜこんなことでイライラするのかと
イライラの連鎖が起こっていました。

この状態に関しては時間が解決してくれたので、今となってはいい思い出です。


異動して良かったこと


まずは新しい出会いがあること。

会う人がゴッソリ変わると考え方が変わり、
今まで見えてなかった事が見えてきたりもします。

同じ仕事をしている人を見ても、少し方法や視点が違う人がいます。

純粋に勉強になりますし、マンネリ化も避けることが出来ます。


当たり前を疑うことができる

上で書いた内容にもなりますが、
どうしてこの業務をやるのか、なぜこの方法、タイミングなのか。
色々な面から前の支店と今の支店の人たちを比べることが出来ます。

今までの取り組み方が間違っていたかどうか、
もっといい方法はあるのかということに自然と頭が向いていきます。

これは異動を経験したり、他支店に交流がある人にしか分からないことです。

そういう面では非常に良い経験だといえます。


社内での人脈が広がる

単純に社員旅行や経営会合などで全社的に集まる行事が楽しみなりました。
久しぶりに会うと会話も弾みますし、リフレッシュにもなります。

また、情報が入ってくる量が増えます。
こんな話を聞いたけど実際どうなの?というような電話をもらうことが多くなったり、
他支店の人との伝達役を任せれるようになりました。

異動の噂や会社の体制変更など聞いていてワクワクするような話もあれば、
あの人が辞めるらしいといった少し残念な話が早く回ってきます。

言葉は悪いのですが、自分の望む形に物事が進むように根回しするのが容易になるのが
人脈が広がるメリットですね。


異動して悪かったこと​​


担当変更により、顧客との間に作り上げてきた関係がなくなること


これは本当に大きなデメリットでした。
一般家庭をメインにルート営業をしていくのがメインでしたので、とにかく仲良くなって
たくさん会うことが1番の営業でした。

そんな中で3年かけて作り上げてきた関係がなくなって、未開の地で名刺を持つことから再スタートになります。

もちろん良い刺激にもなりますし、確実に自分のためになることは間違いありません。

ただ、実績を作るという観点から見ると当然ですが難易度が上がります。
関係づくりが出来ていれば、お客様の方から指名で様々なことをご依頼いただけます。

それがなくなる中、評価制度はもちろん同じです。
地域性も非常に強い職種のため、担当エリアは成績に直結します。

まあこれは営業マンとしては宿命みたいなものでしょうからしょうがないですね。
文句を言うより仲良くなるための努力にエネルギーを向けるのが先決です。

異動歴

​入社4年目 1回目の異動
入社5年目 2回目の異動
入社6年目 3回目の異動


入社時を合わせると4つの拠点を経験しています。
この会社異動がほとんどないことで知られていたのですが、異例のペースで異動しています。

一番良かったのは正直入社時の配属先の支店です。

理由は尊敬する上司に出会えたことです。
厳しく指導してもらえたおかげで今の自分があると心から思いますし、仕事以外でも影響を受ける唯一の存在です。

各拠点でも素晴らしい人はいますが、この上司だけは別格で一生付き合いがあると確信しています。

指導してもらった中で自分の振る舞いに満足いかず、悔しくて3日間泣きながら運転して帰ったこともいい思い出です。笑

まとめ


数回異動を経験して思うのは、して良かったということ。

人間環境が変わるのは面倒ですし、気が進まない人が多いのも事実です。

僕も例に漏れずそうでした。

中には楽しみでしかないと感じる人もいるでしょうが、ストレスの大きさはなかなかです。

しかし、ストレスの対価として十分の経験が得られます。

明確にこれ!と言うのは難しいですが、間違いなく成長したなと思えるタイミングがあります。

ただ、年数を重ねても同じようになっていたかと言われるとなっていないと思います。

異動の良さはすぐには分かりません。後になって振り返った時に感じるものです。

勤務地が近くなったとか目に見えることは別です。そんな条件が少し悪くてもそれを超えるメリットが生まれます。

自ら手を挙げて機会が得られる会社ならぜひチャレンジして欲しいですし、そうでない会社でもチャンスが回ってきたら

後ろ向きにならず勇気を出して踏み込んでいくのがベストです!

この3月は私は異動はありませんが、同僚が異動になります。

残り少ない一緒に働ける時間を有意義にしてあげる努力をするとともに、

異動先で活躍することを祈っています。

読者の皆様も、何かと人事がある時期ですが、ポジティブに捉え、

自己成長につなげていってください。


本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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