東大寺、盧遮那仏に会いに
南大門の壮大さに圧倒されたあとに、
中もすごい
そして運慶快慶の仁王像
何度見てもすごい迫力。しばらく眺めてしまいます。
我に返って美術館と大仏殿のセット券(200円安くなる!)を東大寺ミュージアムでゲットし、中門へ。
こんなご時世だから、大仏に会いたくなる人多くても不思議ではないですね。他がガラガラな割に、割と賑わっていました。
日本の教育を受けていればこの東大寺はどうして建てられたかうっすら覚えてるだろう有名な寺。
わたしの記憶では疫病が流行っていた時期で何かにすがりたい機運が高まった時、仏教を広めるという理由も相まって、祈りを込めて作られた大仏というイメージ。コロナ禍の今、見にいってみたくなりました。道中も気を使ってずっとマスク、当たり前ですが。
15mくらいだったと思いますが、見上げる仏像は心にズーンときます。この圧倒的な大きさは1300年くらい前に作られ、260万人くらいの人が建立に参加したそうです。すごいなー。熱心な仏教徒ではないですが感動します。2回くらい火事にあい首が落ちたり、溶けたりしてますがその都度誰かが立ち上がり、周りが賛同して再建されてます。今の大仏は江戸時代のもの。でも壊れるたびに直そうと思われる力があるから今ここにあるのですよね。そこに感動します。
お供えのハスの花も大きい。蝶々の造形も細かい。
横にあった虚空蔵菩薩!丑年の守護仏。
こんなに大きいのは初めて見ました。
中門へ行くと、警備担当の人が話しかけてきてどっち行くの?と聞かれました。正倉院に行こうかと思うというと、中見れないよ?と言われ、校倉造を見たいのだと答えました。
校倉造なら手向山八幡宮にあるよ!日本で初めてできた八幡宮だよ、東大寺の守り神だよとやたらに手向山推し。でも東大寺の守り神と言われ興味でる。
参道は、紅葉がまだ残っていて美しい色でした。奈良公園、あちこちが紅葉だったなー。こんな時期に人がまばらとは。
結構奥まっていて、二月堂三月堂の並びです。
灯篭にこんな模様、可愛い。
拝殿はこんな感じでした。これが日本で初めての八幡宮なんだ、へええ。
高野山も土地の神様に山に寺建てていいよと言う許可もらってます。丹生都比売神社の丹生都比売が息子の高野山の土地に空海が寺を建てるのを許したって神話があります。だから高野山の守り神の神社が敷地内にありますね。それと同じなのかな。時代も同じくらいの平安だし。
奈良は日本酒発祥の地と言われているだけあって、神社に売ってるのがお神酒飴。これ結構美味しい。公園内は広く歩き疲れたので、これを舐めていたら、鹿が寄ってきた。どうやら手に何か持っていてカサカサしてると音に反応してくるらしい。
子鹿が、おせんべいくれるの?という感じで寄ってきたのですが手ぶら。今すぐ鹿せんべい召喚したい。申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
1番楽しみにしてたミュージアムコーナーに向かいます。
天上天下唯我独尊の像を始め色々あります。眼福、眼福。1番驚いたのは、美術館入り口でナレーションの声が小野大輔さんだったこと!ウィリアム・バンジャンス!なんか聞いたことあるなーと思ってググったらやっぱりー。素晴らしいな。
ミュージアムの出口に罠がありました。こんな景色のカフェあったら休んじゃうじゃん!南大門のお膝元ー
お昼前なのに、煎茶セットを注文してしまいました!
杏入りの日餅が、絶品でした、びっくり。お昼の前なので二人で半分に。もっと食べたかった…
思わずお土産に一箱買いました。
コーヒーカップも東大寺オリジナルだそうです。コーヒーも美味しい。奈良は水が美味しいらしく、コーヒーがどこでもすごく美味しい。びっくりします。コーヒーには困らなかった。
東大寺からてくてく歩いて、街をぶらぶらお土産などを冷やかしつつ、お腹もいい感じに空いた頃に予約してたももしきへ。奈良の名物と思われる牛まぶしをランチに。
牛のたたきが乗ったランチセット1800円ですがポイントがあったので贅沢なランチが食べられました。
これポイント今回は予約してた店が多かったのでなかなか旅程が難しい。一人旅の時は特に気が向くままに歩いたり食べたりしてるので13時ごろと予約を遅めにしておいて正解。
最後にダシにほうじ茶のティーバッグが入ったものが出てきてお茶漬けにできます。なかなか美味しかったです。近鉄奈良駅前の店なので便利。
近鉄奈良駅の改札側にGOTO-CHIという現地お土産セレクトショップがあり、そこで奈良で有名なふきんにも使われてる蚊帳の生地でできたマスクゲット。柔らかくなるので肌にも優しいでしょう。普段使いに。
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