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晩秋の瑜伽神社

一応重要文化財のはずの神社、ちょっと放置され気味で残念

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井戸が神社にあるというのは湧き水があることと思って行ってみたんですが、多分コロナで色々止まってました。水晶を清めたりしたかったのですが残念。

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ふるさとの飛鳥はあれど青丹よし
平城の明日香を見らくしよしも
(大伴坂上郎女)

春は又花にとひこん瑜伽の山
けふのもみぢのかへさ惜しみて
(梶野 土佐守 藤原良材)

あをによしの意味、知らなかったのですが青丹という顔料らしいですね。銅が酸化した緑青の岩緑青丹がこの辺で取れたみたいですね。

あをによしで有名な句はこれ、万葉集のもの。

青丹よし 寧楽(なら)の京師(みやこ)は咲く花の
薫(にほふ)がごとく 今盛りなり

(この歌は、筑紫の地方機関である大宰府(現代の福岡県太宰府)の地に大宰少弐として派遣されていた小野老(をののおゆ)が、奈良の京を賞讃して詠んだとされる望郷歌。)

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ご朱印はいただけなかったですがお参りできただけでもよかったです。なかなか面白い神社ですね。

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左後ろのお屋代が飛鳥の井で枯れたことがない井戸だったと思います。

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この時期は紅葉が美しいようなのでラッキーでした。

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