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奈良紀行2020

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2020年のGo to Travelの時の奈良旅行記です。主に神社と寺巡り。
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朝から新幹線

久しぶりに新幹線に乗って移動中。 仕事ではない理由で新幹線に1人で乗ってると自由を感じる。若い頃は新幹線に乗るお金がなくて、かなり勇気が要った。今は一応割引チケットを取ってるものの、あまり贅沢と感じるほどではない。そういうのって幸せだなと思う。歳をとると色んな可能性がなくなっていくけど、その代わりにできることも増える。可能性がなくなるというよりは選ばない選択肢が増えるということかな。 窓から見える月。 満月の後の新月に向かう消えゆく月、太陽との角度的に150度くらいだから

斑鳩の地に初上陸

旅行業の端くれに所属していたのに、かの有名な法隆寺に行ったことがないというのが長年の気がかりでした。今回の旅の主目的はここ、法隆寺。法隆寺、仕方ないのだけど駅から遠い!25分くらい歩きます。法隆寺の有名な金堂のところまでで1.7キロ。観光案内所の人によると25分くらい歩きます。バスも20分に1本出ていて奈良県にしては頑張ってる地域。さすが日本で最初の世界遺産です。![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/

ちょっと離れてる薬師寺

とりあえず世界遺産なのと、両親の話でよく出てくるのでちらっと行ってみたいと思って寄ってみた寺。もう塔はいいよ…となってるはずが話のタネに行くことに… 奈良からは近鉄に乗り、西大寺で乗り換え。ここ、1日目に電車乗り間違え出ることに気がついて慌てて降りた駅。帰りはここから京都行きに乗るためにコインロッカーに荷物を入れておきました。コインロッカーってある意味自分の予定に沿って行動できるかの賭けでもあります、笑。あまり予定をなぞるように行動したくない系。 西ノ京駅で降りて、薬師寺

憧れのクラシックな奈良ホテル

たまたまBSTBSのクラシックホテルズという番組を見ててべた褒めだったので、行ってみたいとのことでランチとかディナーは無理だからカフェ利用。17時までのところを16時に滑り込みました。 カフェの前のクリスマスツリーもなんとなく気品がある気がしてくる。 一緒にいた人には食べてばっかりだなと言われつつ、ケーキセット!わたしは昔から変わってないというスプレンディドアールグレイを飲んでみたかったのと、飲み物だけでは物足りないということでケーキセットも。もう一人の大人はなぜかグレー

気が向くままに、元興寺

ご飯食べたあとに商店街をふらふらして買い物をし、がらがらぽんの抽選会に参加したりしてならまちを楽しんでいました。 最近流行りのクラフトビール ゴールデンラビット、美味しそうなんだけどお腹いっぱい過ぎて一滴も飲めず…グググ、悔しい。 しかし、中谷堂のよもぎ餅は食べる! つきたてなので、もちもちふわふわ!別腹に押し込みました。これはおすすめー。 ならまちをぶらぶらして ならまちセンター前の苺?!みたいなオブジェ。なんだろ、現代アートわからんw 次どこ行こうかで、目に

晩秋の瑜伽神社

一応重要文化財のはずの神社、ちょっと放置され気味で残念 井戸が神社にあるというのは湧き水があることと思って行ってみたんですが、多分コロナで色々止まってました。水晶を清めたりしたかったのですが残念。 ふるさとの飛鳥はあれど青丹よし 平城の明日香を見らくしよしも (大伴坂上郎女) 春は又花にとひこん瑜伽の山 けふのもみぢのかへさ惜しみて (梶野 土佐守 藤原良材) あをによしの意味、知らなかったのですが青丹という顔料らしいですね。銅が酸化した緑青の岩緑青丹がこの辺で取

落慶、興福寺

朝は早めに歩き出して奈良公園方面に向かいました。観光のわたしのメインの興福寺を見に。 前回2013年の12月に奈良に来た時は興福寺の中金堂が工事中でパスしたので今回初です。 実は中金堂、2018年に完成しその落慶法要がテレビ版で先日行われていてその舞台に行ってみたいと思っていました。声明のイベントに感動したのです。 近鉄の駅からもほど近い興福寺、 街の中にそびえ立つ五重塔 朝の清々しさも相まって神々しく見えました(前のは日に塔は飽きたとか言っていたのに単純) 9時

東大寺、盧遮那仏に会いに

南大門の壮大さに圧倒されたあとに、 中もすごい そして運慶快慶の仁王像 何度見てもすごい迫力。しばらく眺めてしまいます。 我に返って美術館と大仏殿のセット券(200円安くなる!)を東大寺ミュージアムでゲットし、中門へ。 こんなご時世だから、大仏に会いたくなる人多くても不思議ではないですね。他がガラガラな割に、割と賑わっていました。 日本の教育を受けていればこの東大寺はどうして建てられたかうっすら覚えてるだろう有名な寺。 わたしの記憶では疫病が流行っていた時期で何

奈良一泊目の夜

旅行をめいいっぱい楽しもうとしてしまうわたしは大抵夜疲れ果てている。旅行でわざわざ夜の街を楽しもうという気分にならないことが多い。 今回も例に漏れず、談山神社では山道を登り階段を上がり下がり、等彌神社から文殊院、文殊院から駅までと歩き通した。朝も早かったし疲れ果てていた。 でも今回はGo to Eatキャペーンのその勢いにのって予約してしまっていたから、行かなくては!という弾みがついた。 チェックインしてゴロゴロしたいところをこらえ、街中を1キロくらい歩いて自分で決めた

安倍文殊院

ここは談山神社に行くと決めてから、周囲の情報を得て吟味した結果一番面白そうというノリで決めたのだけど、その理由がここの文殊菩薩さまは獅子に騎乗してるってところ。 これ見たさに等彌神社から1.7キロ20分くらい歩きました。交通の不便さよ…バスが1時間に一本とか車の免許持ってない人はどうしたらいいのだ。健脚推ししかない。 結果、歩いてよかったーと思うくらい、この文殊さま、素晴らしかったです。なんというか、獅子の顔がアンニュイでいいです。文殊さまから目をそらしていてバツが悪そう

等彌(とみ)神社

行きのバスからながめて、「お、あそこいいな!」と思って帰り途中下車しておりて参拝した神社。 ここ入ると、うわっと一瞬怯むくらい都会っ子のわたしには暗い…せっかく降りたし、社務所の人がすごく感じが良かったので、気にせずお参り。 そして、一番最初に参拝した神社は下津尾社 この時まだ午後13時ぐらい。暗い!しかも畏敬の念を感じる…失礼のないようにしないとと感じる神社でした。なんか居らっしゃる気がします。 次が上津尾社、あれここの神社等彌神社って名前じゃなかったっけ? ここ

談山神社

京都から近鉄で大和八木まで特急ででて、そこからローカル列車に乗り継ぎ、桜井駅前で1時間に一本しかないバスに乗る。おおよそ効率的でない旅程だが、効率より行きたいところ!と思えた談山神社。御祭神は藤原鎌足。山奥の忘れられた…神社って感じなのがもの侘しいのだけど、そこが大変気に入った。行ったら来て良かったと思えた。 このもの侘しさが最高。身にしみる。 平日で紅葉も終わりかけ、がらんとした感じ。観光客もご時世も相まってまばら。バスもガラガラ。 でもなんか美しい。 鶴亀合体した

奈良路スタート

これはボチボチとわたしの思ったことメモ。あまり人が見てないという前提なので間違って読んでしまった人がいたら、散文過ぎることを許して欲しい。 朝から組み替えるようにお腹の調子が悪く奈良に着くまでにほぼ入れ替わってしまった感じ。そして計画性を嘲笑うかのように乗り間違え、あちこちで無駄な時間を過ごしながら桜井についた。 最初、奈良に行くなら石上神宮に行くべきと思っていたのだけど、どうしても触手が動かない。そんな時奈良というキーワードで引っかかって録画された番組をたまたま見て談山