誰かにとっては悪で、誰かにとっては善で。
それぞれが持っている善人、悪人の性質について。
最近、『自転しながら公転する』(著:山本文緒)の小説を読んだ。
ストーリー的には、結婚適齢期のある女性の人生を仕事、恋愛、親、と大まかに3つの内容で描いたものだった。
その小説の中で一番印象に残っていることでもある「善悪のジャッジ」についてをここでは話していきたい。
それを考えるキッカケになった内容の、一部あらすじを紹介する。
主人公の恋人は、元ヤンチャをしていたタイプで人として不安な部分もあったが、
震災のボランティアに参