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りぴーと

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素敵な作者さんたちの作品。私が読み返したいと感じた記事をまとめています。敢えて平仮名のりぴーと。
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#コラム

『うっせぇわ』をクメール語に翻訳すると怒りが薄まる

みなさんは『うっせぇわ』という楽曲をご存知でしょうか。 これを初めて聴いた私は、ボーカリストのAdoさんが最初から最後まであまりにも怒り狂っているので怖くなって軽く失禁してしまいました。 Adoさんは、腹の底から湧いてくるものすごい怒りのエネルギーを発散しながらこの『うっせぇわ』を最後まで歌い上げます。それが聴く人にとって大変清々しくもあるのですがちょっと待って人間ってそんなに怒って大丈夫なんでしたっけ? 少し心配になってきたので『怒り 健康被害』でGoogle検索をし

正しいことは正しくないことを教えてくれた詩

正しいことは正しくない それを教えてくれた詩があります。 私は正しいと信じて伝えていました。 正しいと信じて伝えても、 誰も見向きもしてくれませんでした。 なんで? 正しいことを言えば言うほど、 周りは「うんうん」 と言いながら離れていました。 うなずいているのに… なんで? そんな私が結婚する時に 数少ない友だちが 一つの詩を贈ってくれました。 祝婚歌 吉野弘 二人が睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい 立派すぎないほうがいい 立派すぎることは 長持

つまらないかも?読者はあなたではありません。

noteの連続投稿を始めて200日以上が過ぎた。 「さて、何を書こうか。」 noteを書いている人なら一度は、いや度々思うことだと思う。 私は日課のようにそう思っている。 200日中160日くらいはそう思っていたかもしれない。 そして誰もが思う「何を書こう」よりは頻度は低いかもしれないが、時々こんなことを思わないだろうか。 「この話、別に全然面白くないな。やめようか。」 何度”私は面白おかしいことを書くためにnoteをやっている愉快な人になりたいのか、いや違う”と自

誰かにとっては悪で、誰かにとっては善で。

それぞれが持っている善人、悪人の性質について。 最近、『自転しながら公転する』(著:山本文緒)の小説を読んだ。 ストーリー的には、結婚適齢期のある女性の人生を仕事、恋愛、親、と大まかに3つの内容で描いたものだった。 その小説の中で一番印象に残っていることでもある「善悪のジャッジ」についてをここでは話していきたい。 それを考えるキッカケになった内容の、一部あらすじを紹介する。 主人公の恋人は、元ヤンチャをしていたタイプで人として不安な部分もあったが、 震災のボランティアに参

「あつまれ どうぶつの森」の博物館はどうすごい? 一級建築士に聞いてみた

はろー、まいしろです! ところで皆さんは「あつまれ どうぶつの森」をやっていますか? コロナの影響で ・中止になった卒業式をあつ森でやる ・政治のデモをあつ森でやる などなど、かなりナナメ上の方向でも話題になっているゲームですが、そんな話題のあつ森をようやく私も5日前に始めました。 一応あつ森をやってない方のためにゲームの説明しておくと、こんな風にアウトドアな生活を楽しんだり... 通信で リアルの友達と釣りをしながら遊んだり... 安全に 感染症対策を訴えたり

今年も行ったよ!『森、道、市場 2021』【音楽フェス】【参戦レポ】

去年はコロナの影響でおしくも中止され、そこから1年がたちまして。 緊急事態宣言は解除されていないなか、今年も開催は危ぶまれていました。しかし屋外であること、対策をきちんとすること、音楽フェスでは感染者は出ていないことなどから今年は強気に開催決定! やったー!! そんなわけで行ってきました、『森、道、市場 2021』! 2021年11、12、13日と3日開催でしたが、私が行ったのは12日土曜日になります。今日はその体験レポと、ありあまる魅力について書いていこうと思います!

STOP!ポジティブ変換

「悩み」を相談するのが、得意じゃない。 たとえば、仕事を辞めるか辞めないかで悩んでいたとする。やりたいことはできているけど、職場の人間関係がしんどいとか、今よりいい条件で転職できる自信がないとか、新しい職場でまたイチから仕事を覚えたり、関係を築いていくのも面倒くさいとか、でももう会社に行くのがツライ……とか。こんな具合に悩んでいたとしても、私は人に相談せず、ひとりで抱え込む傾向にある。 親しい人に悩みを打ち明けるのは、「あーでもないこーでもない」と、数週間、いや、数ヶ月考

うまく会話ができない、友達を自分から誘えない時。「凪のお暇」を見たい

凪のお暇というドラマ、ご存知ですか? 黒木華さん演じる主人公・凪が空気の読みすぎで会社で倒れたことをきっかけになにもかも捨ててひと夏の「お暇」を過ごしながら人間的に成長する、というストーリーです。 役者さん、ストーリー、雰囲気。 どれをとってもほんとうに大好きなドラマなのですが、このドラマの中ですごく心に残ったシーンがあり、書き残しておきたいと思います。 * そのシーンは、主人公の大島凪がバイト先のスナックのママに「お客さんとうまく会話ができない」と相談するシーンです

教えてください、延命治療ってなんですか?

あの、お母様ですね…抗生剤や輸血などいろいろがんばったのですが、やはりもともとの身体の状態にくわえて年齢もあってなかなか劇的な効果を得るのが難しくて…今後、延命治療をどうするかという段階になってくるのですが、ご希望されますか、どうしますか? ふ…ふぁ……???? はい、カーーーット!! ここでちょっとストップしましょうね。 あ、わたし?看護師のナースあさみと申します。 よろしくどうぞ。 ほらほら、大丈夫ですか? もうあなた頭の中、まっしろでしょ? なんにも考えられない

孤独を選び続けた私が、贈与のバトンを渡すなら。

長年の観察の結果、私は「人付き合い」に疲弊すると心のシャッターを閉じる傾向があるとわかった。 小学生の頃から所謂「人付き合い」が得意ではなかった。だからと言っていじめられていたわけではないし、仲の良い友達もいた。でも、女の子特有のグループ同士のいざこざは絶えなくて、今思えば先生も手を焼いていたのではないだろうか。 通っていた地元の中学校は不良が多く、運悪く荒れていた。私がターゲットになることはなかったけど、友達がからかわれているのが絶えられなくて、言い返したり闘ったりした

私たち看護師が患者さんに聞いてること、本当は聞きたいこと

どうも、ナースあさみです。 おそらく、このnoteをスクロールしたときに 右横に出るスクロールバーの小ささに 軽く絶望している方、多いんじゃないでしょうか。 私もです。 はじめに言っておきますが このnote、めちゃめちゃ長いです。 10000文字を超えています… 自分で書いておきながら 読み直すのにものすごく時間がかかって う~ん…と唸りながら 誤字脱字のチェックをしました。 そのため、読みたいけどちょっと時間ないって方は まずは目次に飛んでいただき サラッと気に