怖い、好き、怖い、それでも

気圧がやばすぎて吐き気と頭痛がすごい。ロキソニンが効いてくれているからまだ動ける程度。しかしそんな今日もサンプル解析に出かける。

私の常識がないもので、指導教員を怒らせてしまった。いや、呆れさせてしまったのかもしれない。出来るふりだけして生きてきた面が、長い付き合いになるとどんどん剥がれて、出来ない自分が露呈してしまう。
指導教員のことは信頼している。けれど、信頼はちっぽけなミスで簡単に崩れてしまうのも知っているから、叱られるたびに「ああ、もしかしたら」と思うのだ。

長いこと、組織活動から離れていたためか、私自身の素質のせいか、組織で行動する際に衝突することが多い。身勝手なんだろう。指導教員は、そんな私にさえいつも冷静に声をかけ続けてくれていた。滅多に怒らない人だ。なのに、今回、ついに怒らせてしまった。

まあ、卒論を提出するまではお互いに付き合っていかないといけないから疎遠にはなれないだろうが、申し訳ないなと思う。
いっそのこと、全身で嫌ってくれたらそれはそれで助かるのだけど、たぶんそれもないんだろうと思う。つまりあとは私の心次第なのだ。
もしかすると、指導教員はもういつも通りのフラットな気持ちかもしれない。私だけが引きずっている可能性は大きい。引きずりすぎなんだ。

こわいなあ。とてもとても信頼している人だからこそ、嫌われてしまう可能性を考えると本当にこわい。嫌われたくない。でもそれは私が左右できることじゃない。諦めるしかない。私にできることは、結果にどういう意味付けを持たせられるかだけだ。

今回の常識知らずだったのは、次から直せばいい。言い訳だと思われてもいいから、知りませんでしたと伝えるしかない。それから、私の大風呂敷を広げておさまりがつかなくなる癖も直していくしかない。
いい年してんのに未熟な私に、叱ってくれてありがとうございます。
その気持ちの方が本当はでかいのだ。伝えた時に、ビンタくらいしてくれると気が楽なんだけどな。明日が楽しみで、こわい。

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