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仕事を選んで結婚を諦めるか。結婚を選んで仕事を諦めるかをすっかり忘れてて、気がついたら自分の道を作って選んでた

私は自分が女性であることを意識することがあまり好きではない。
なぜなら、それは自分にいい影響を及ぼすことがあんまりないと親の話を聞いたり、学生時代に自分の周りに起こったことを通して思ったから。

子どもの時、母親やおばあちゃんの男性関係にめちゃめちゃ苦労した話を聞いた。
おばあちゃんも母親も、そんなに恋愛体質というわけではないけれども、それでもお金の問題とか、暴力を振るわれたとか、家庭を大事にしないとかなんとか。。。
私の父親は暴力を振るうような人ではないけど、元々里子に出されていた経験からか、あまり家族みんなで普段から一緒にいることを好むような人ではなかった。母親は家族団欒が憧れだったようなので、意識の相違で苦労している様子をよくみていた。

子どもの頃はそういう感じで男性にはポジティブな印象はなかったし、
そんなめんどくさいことばっかり巻き込まれるくらいなら一人でずっと生きて行きたいな〜と思ってた。

なのでそもそも恋愛も全くやる気がなかった。ゲームとか漫画とかアニメとかの恋愛的なものはいいし楽しいけれども、その後?を期待するような関係は私にとってはある意味リスクでしかなかったから、心も体も距離を取っていた。

それが人間不思議なもので、大学生くらいの時にたまたま「この人だったらまあイケメンで身長も高いし一回付き合ってみてもいいかな〜」と思った人に出会って、結婚することになりそうだという状況になった。
全然想定してなかったけど、人間本当にどこで何を感じるかなんて頭で決められないなあとしみじみ。

大恋愛!というわけではないけど、お互いの時間を大事にできる(というよりお互い本当に干渉しない笑)し、空気みたいな存在だったから結婚しても変わらへんやろうと思っていた。

そして案の定、全く私も旦那もライフスタイルが変わらないし、なんか世間一般に言われる新婚夫婦という感じもあるようなないような。。
(多分友達から見たらある程度はあったのかもしれないけど👀)

私が結婚した理由は、頭で考えたことを書くと
結婚したことがなくて、ここで結婚しなかったらきっと結婚するなんていう選択肢を一生取らないだろうと思ったから。
結婚したら何が起こるのか、何が起こらないのかを見てみたかった、という感じに近い。

おばあちゃんは割と早い段階でおじいちゃんと死別しているし、母親も結局離婚したから、どこまで相手と人生を過ごすかなんて全然わからないんだろうなというのが頭にあったから、別に上手く行かなければやめればいいと思っていた。(これは今になって言える話だけど)

そんな気持ちでの結婚だったので、仕事を辞めるなんて選択肢は毛頭ないし、別に仕事でやりたいことを諦めないといけないという気持ちになったこともなかった。
たまに「旦那さんがお仕事に理解があって良いですね。」と言われることがあるが、
私は「自分の心に嘘偽りない自分」と一緒にいても問題ない人を選んだのであって、理解をさせようとしたことはないという感覚だ。
自分の「選択」で決めたのであって、旦那を理解させようとしたりしたわけではない。

そして、そもそも旦那に対しての期待値がほとんどない。(私の結婚の理由は結婚してみたかったから、なので結婚して〜〜とか、素敵な家庭が〜とかそんな系統のことは今も全く期待していない。結婚したことですでに目的は達成されている感じ。その後の経過を見ているだけ)だからトラブルも全くない。し、基本一人で生きていく感覚のままで今も生きているから、旦那のやってくれることは全部感謝でしかない。

そんな感覚で気がつけば17年も一緒に時を過ごしていた。
多分全然お互いに意識していなくて、それぞれの人生を生きている中で、お互い無理のない範囲で助け合ってるから縁が切れないんだろうなと思う。

なんか世の中で結婚か仕事か、とかそういう選択肢もあると聞いたけど、
私の場合はどちらかを選ぶというよりは、自分らしく自然に生きることに結婚や仕事がついてきた感覚だから、そもそもその2択は選んでない。

私は周りの人に強要することはないけど、
女性が〜とか、結婚が〜、とか仕事が〜、とか目先の意識にとらわれないで
ただひたすら、自分が自然体でいられることを追求した結果結婚したかったしたらいいし、好きな仕事もしたらいいっていいんじゃないのかなというのが、私の思っていることだ。

私は少なくとも仕事でも結婚でもない第三の「自分であることを選ぶ」選択をして全く後悔なく、満足している。

あー、やっぱり色々あるけど、自分の心に従って生きるのが唯一の正解なのかもな、とこの話をまとめて感じました。

さあ、明日も自分らしい選択をしようっと。


#自分で選んでよかったこと


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