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ステイホームで唯一よかったこと

道場とジム通いで、週5〜6度体を動かしていたのが、

コロナ禍の影響で、体を動かすことがぐっと減り、加えて、パソコン前での事務作業で一日中座っているので、ぎっくり腰になってしまった。

寝てるしかないので、何をして時をやり過ごそうかと思っていたとき、

息子のために、昨年のクリスマスに全巻大人買いをした『鬼滅の刃』を思い出した。

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これまでは忙しくて読んでいなかった。チャンスとばかりに読み出す。

しかし、、うーん、なかなか乗ってこない。

さすがに50年生きてきて、マンガを問わず、映画などたくさんのものを色々と見てきたから、もはや刺激に慣れてしまい、純粋にはもう楽しめないのかなーなどと思いながら、我慢しながら読み進めていると、次第に乗ってきた。

面白い!!

8巻に入って、上弦 対 柱。あー分からないか。丁寧に書こう。

猗窩座(アカザ)× 煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)になったあたりから、スピード感が増し、一気に面白くなった。

『鬼滅の刃』は、ひとを喰う鬼と、それ抗う人間の物語である。

よくあるよね、マンガって、ある時から急に面白くなるってやつ。

私自身は1970年生まれのばりばりの週刊少年ジャンプ黄金世代。

10歳で読み始めた『少年ジャンプ』、井賀少年には、毎週火曜日が楽しみでしょうがなかった。

生まれ育った和歌山県では、ジャンプは火曜日に発売され、値段は170円だった。

『ドラゴンボール』『北斗の拳』『キン肉マン』『キャプテン翼』『ジョジョの奇妙な冒険』『ろくでなしBRUES』『魁‼︎男塾』『るろうに剣心』『スラムダンク』...あげればキリがない。キラ星のごとく、魅力的なマンガが、同時期の一冊のジャンプの中に並んでいた。なんて贅沢!

個人的には『ブラック・エンジェルズ』と『コブラ』も好きだった。

1997年にアメリカに行くまでの20年弱、ずっと購入していた。

買い始めた当初(1980年頃)にはもう、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』と『キン肉マン』は連載されていて、『リングにかけろ』が人気だった。

『キャプテン翼』は連載第1回目からリアルタイムで読んでいる。野球マンガ全盛の時代、サッカーマンガが始まった!と、衝撃だったことをよく覚えている。

それから子供達の遊びも一変した。

放課後の遊びが、小学校4年生までは野球だったのに、5年生からはサッカーになった。自身、野球があまり好きではなく、友達とのグループ遊びにうまくはまっていなかったので、サッカーの台頭は嬉しかった。

6年生時の放課後は、毎日サッカーをして過ごしたものだ。

『スラムダンク』もバスケットボールという競技をメジャーに押し上げた。その様も目の当たりにしてきた。そういう時代。

常に少年達を動かしてきたのはマンガだった。特に、週刊少年ジャンプが与えた影響は計り知れない。

もう『ONEPIECE』以外はジャンプ系では読むことはないんだろうなあと思っていたのに、嬉しい誤算。

早く『鬼滅の刃』20巻が見たい!上弦の壱は誰が倒したんだ!?

そもそも発売延期ってなんやねん!コロナのやろう。と思う本日4月27日なのである。


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