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自分には何ができるか?発掘思考。

会社を辞めていく後輩とランチしてたら、いつのまにか「今後なにをしたらよいか?」の壁打ちになっていたので、その時の『思考の整理』をざっと綴ります。殴り書きなので読みにくかったらすいません。

フリーランスに似た生き方を目指していた為、本内容は「複業」という観点でも置き換えができると思います。

強みは何かを考える。

ベタなのですが、まず強みを挙げてもらいました。ただ、「周りより優れている事」というよりも「今少しでも出来ること」という観点です。

次に、できなくても良いから「やりたい事」を挙げてもらいました。興味があるでもOKとしました。

結果、全部で5~6個でした。

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強みを数字で考える。

それぞれの強みに「1~10点」で点数を付けてもらいました。1は出来ない=やりたい事で、10は単独で他人を凌駕できるスキルです。やりたい事は強制的に1なので、できる事は実質2~10点。これで、自分のできる事を客観視してもらいました。2~8点でした。単独では戦えないことを認識してもらいました。

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強みを組み合わせる。

何ができるか?考えてもらうため、「組み合わせる」ことで可能性が広がる事、他人にはない差別化を生み出せる事、を話しました。具体的に組み合わせたら「できるかもしれない」アイデアを突拍子もないもの含めて何個も出しました。発想が「やりたい事のスキルを上げる」だったのが『今あるスキルでもオモシロイ事ができるかも』に変わる瞬間です。

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この際、先ほどの点数の掛け算を意識してもらい、単独での10点が難しいことに対して、得意領域の掛け算で10を越えられることを感じてもらいました。なお、2つの組み合わせが基本でしたが、他の要素も足せそうな場合は3つの組み合わせにしたりしました。これにより、やりたい=1点であっても広がりが生まれ「1×2×8=16」になったりします。結果として、『やりたい』を実現できるアイデアになっていきます。

抜け漏れなく考える。

ここで宿題にしたのですが、洗い出した強み項目の全組み合わせにおいて、「それぞれ」30個づつのビジネスアイデアを出すようアドバイスしました。これは仕事でも後輩と一緒にやっていたのですが、10個くらいは現実的なアイデアが出てくるので、そこから20個を無理やり捻出していく方法です。15個目から20個目くらいが一番「いい感じ」のアイデアになります。それ以降は本当に突拍子もないアイデアになるのですが、それがいつやってくるか分からないので30個絞り出してもらうよう言いました。

気づいていると思いますが、強みが6個だと組み合わせは30パターン。それぞれに30アイデア=900アイデアになります。30個は無理だろうなーと思いました笑

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優先度を考える。

仮に900個出せたとして、全てやれる訳ではない為、優先度をつけなければいけません。その際、「スキルとしての実現性」と「今すぐできるかの即時性」と「モチベーションが沸く興味度合い」を考えるように言いました。できれば、それぞれ5点満点でアイデア一つ一つに15点満点で付与していきます。また、同時に『阻害要因』も意識するように言いました。(何が必要なのか?)

当然、大量のアイデアの中には単独スキルが低くても、実現できそう(5)で、今すぐできそう(5)で、モチベーションも沸く(5)ものが出てくるかもしれません。そうなれば最高です。

阻害要因が「スキル」であった場合は、そのスキルを磨くことを意識して「今できること」に取り組んでもらうように言いました。これにより、最終的に一番やりたい事(理想)に向けての取り組みを「線」として繋げていくイメージです。

実際には全て洗い出せていないので、ある例を示して、最終点に向けて今すべきこと、を話しました。

マネタイズはどこで。

アイデア出しでも意識すべきなのですが、どこでマネタイズできるか?言い換えると、どこを価値にするのか?という点です。これは非常に大事な考えなのですが、例えば強みAとBを組み合わせて、両方でお金をいただこうと思うと同じ土俵の競合が現れ、コスパの戦いになります。ここで大事なのは、「メインの価値」と「付加価値」を考える事です。強みAとBを組み合わせて1000円で選んでいただくのではなく、Aの価値を800円とし、Bを付加価値とします。競合はAを800円で提供する者になりますが、Bの存在が圧倒的なアドバンテージとなり、差別化に繋がります。

マネタイズ、と直接的に表現はしませんでしたが、他との差別化として「あえて無料で価値を提供する」という考えを話しました。

どうなったか。

「自分には人に誇る強みがない」「とりあえず興味があるスキルを磨いてみる」という思考だった後輩でしたが、1時間のランチ終了後には『10年後に情熱大陸に〇〇社長として出演してる姿が想像できる!かも。』という思考になっていました。なにより、すぐにできる事(すべき事)が明らかになったとの事。

ちなみに、僕も「自分に何ができるのか」を考える中で、ひとつのゴールとして『出版支援』にたどり着きましたが、そこに至るまでは複数の組み合わせをTwitter内で試して試して試し続けていましたし、一つ一つの強みはTwitterで気づいたものが多いです。

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かなり読みにくい文章だったと思います。最後まで、ありがとうございました。自分の「できること」を発掘するヒントになれば幸いです。

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