想像の言葉による影響
二千個の風船の皮をはぎなさい。
それを空に飛ばしなさい。
思い出を脳の片半分に入れなさい。
そこに閉じ込め、忘れなさい。
脳のもう片半分にそれを探させなさい。
一本の線を引きなさい。
その線を消しゴムで消しなさい。
空に
ドリルで穴をひとつあけなさい。
穴と同じ大きさに
紙を切りなさい。
その紙を燃やしなさい。
空はピュアなブルーでなければならない。
録音しなさい。
石が年をとっていく音を。
言葉の想像。
想像の言葉によるもの。
この言葉は、あのオノヨーコさん著「グレープフルーツ・ジュース」から引用。ジョンレノンはこの本にインスパイアされ、『イマジン』の曲を作り出しました。
紹介したい想像の言葉はまだまだありますが、これくらいにしときます。
しかし、想像の言葉は威力があります。
イガイガした固定概念からあっという間に純粋で能動的で愛のある方向へ導いてくれます。
命令形なのに強制的ではない。
むしろ、スケールの大きい観点に誘われます。
ハタチそこそこにトゲトゲした思いばかり抱くわたしをラブアンドピースの方へ目覚めさせてくれた、斬新な切口の誘い。
本来持つ純粋な自分の世界は承認され、重く閉ざした世界にはカーテンを開けて光を差し込むように、解放させてくれたことを思い出します。
想像するということ。
肯定するということ。
愛するということ。
それをはじめて感じた偉大な本です。
最後はこう書かれています。
この本を燃やしなさい。
読み終えたら。
と。
すっごく潔い。(≧∇≦)→ミーハー。
当時あまりにも感動して、家族や友人にいいふらかしましたが、なかなか理解されず、ふてくされました(p_-)ちぇ。
だけど、ある人はページを読み、涙目になってました。
一本の線を引きなさい。
その線を消しゴムで消しなさい。
という言葉に。
その解釈は、
この言葉は、深いところから優しい。
許して良いって感じるのよ。線は消しゴムくらいのもので消していいんよね。愛があるから消していいっていえるのかな。
と。
一体どこまで想像するの?笑
だけど、素敵な解釈です。
あ〜言葉のアートですよ。
しかも、ラブアンドピースですよ。
そんな愛ある作品つくれたら、
もし、それが伝わったらいいですよね。
様々なアートがあります。
様々な人がいるから。
でも、わたしはこのような作品が大好き。
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