ほしいものは何ですか？

喉から手がでるほど欲しいものは、基本的に買ってしまうし、手に入れる。あまり我慢はしないし、できないタイプだ。

そんな自分に甘々のわたしが最近欲しいものは「睡眠」。
寝たくて、寝たくて、眠りたくて、仕方がない。

睡眠はなぜ買うことができないのだろうか。
あたりまえのことに疑問を抱いてしまう。

約2ヶ月間、夜に目を閉じてから朝まで寝続けられない。
眠たくなって寝ても、1時間から2時間に一度は目が覚めてしまう。これは専門用語でいうと「中途覚醒」というらしい。

思い返してみれば季節の変わり目にはたまに起こる症状だったけれど、ここ最近は特にひどく、心身ともに結構やられている。

朝起きた時の疲れと、日中の眠気。
追い討ちをかけるように集中力の著しい低下。

レッドブルやコーヒーなどのカフェインを無理矢理取り入れないと仕事にならないことも多々ある。悪循環なのはわかっている。
でも、そうしないと生きられない。体と脳が別の動きをしているのがわかる。

心と体がひとつになれないのは、こんなにもしんどいことなのだと思いしらされた。

——でも、そもそもわたしは”心と体はひとつ”だったのだろうか？

考えてみると、少し引っかかる。

心と体がひとつではないから、こうなってしまったのではないか？
ほんとにやりたいことはやれているのだろうか。
心が求めていることと、体がしていることは一致していたのだろうか。

自分の頭の指令ばかり聞いて、心の声を聞いていなかったのではないのか？
だから、わたしは心と体が離れかけているのでは？

考えれば考えるほど混乱し、自分の肯定ができなくなる。

——わたしのやりたいことってなんだっけ。

ちょっと時間のかかりそうな、探しものをしなけれないけないみたいだ。