【レビュー】JH AUDIO 16v2 PRO Universal プロミュージシャン用弩弓イヤホン
初ブランドだが、軽い緊張を憶えながら主にブランドの実力を中心に明らかにしていきたい。
【JH AUDIO 16v2 PRO Universalスペック】
■モデルナンバー JH AUDIO 16v2 PRO Universal
■ドライバー 10BA/Low x 4, Mid x 2, High x 4
■感度119db
■インピーダンス 15Ω
■周波数特性 10Hz ~ 23000Hz
大きな特徴としてハウジングがとにかくバカでかい。この為、1000人の耳型サンプルから平均的な形を抽出してフィットするようにハウジングを組み上げたと云ってるが、僕の耳にはどうもフィット感が足りないようだ。耳の小さめな人は注意する必要があるかも知れない。
巨大なハウジングのせいでフットしづらく少しでも耳からハウジングが動くと音がかなり変わってしまう。特に低音への影響が大きいようで特に注意が必要だと思う。
もうひとつの特徴として「低音専用」のイコライザーがケーブルの途中に実装されている。しかも左右独立して調整できるという訳のわからなさ。左右で個別に低音量を調整する事に何の意味があるのか分からないが、このイコライザーの使い方に関しては後述する。
いろいろと複雑なイヤホンであるが、片側10ドライバーという多ドラの使いこなしもまた見所だろう。
バーンインは20個ものドライバーがついている為、BAだが、いちおう4-5時間程度回しておきたい。理由は定かではないが音の変化が結構大きいところがある。
ローインピーダンスだがCAのように音が変化するのかも注意したい。
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今回は2ヶ月分の特別バージョン。 オーディオの深淵に近づきたい、という一騎当千の猛者のためのオーディオマガジン。
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