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LUMIX S5IIは風景フォトグラファーの強い味方。どんな景色にも対応できる4つの理由とは

こんにちは。フォトグラファーのてらぬ〜です。

平日は会社員をする傍ら、土日に風景や海を撮影しています。大洗町×東京カメラ部の「大洗フォトコンテスト2021」にて絶景大洗部門最優秀賞、その他テレビ番組の出演や、雑誌でも写真を掲載いただきました。

今回は、2023年2月に新発売されるLUMIX S5IIで自然や風景を撮りましたので、作例と合わせてレビューをお届けします。


私の撮影対象や活動について

普段は茨城県を中心に、北関東や福島県で撮影しています。

撮影で足を運ぶことが多いのが茨城県大洗町の「神磯の鳥居」と呼ばれる、海に立つ鳥居です。フォトコンテストに挑戦する為に週3〜4回のペースで、大洗町へ足を運んでいたこともあります。

今まで複数のメーカーのカメラを使用してきましたが、今はLUMIXのS1Rを使用しています。

LUMIXは外観もカッコいいので、使っていてテンションが上がりますね!

LUMIX S5IIを使用してみて

ここからは、これまでにLUMIX S1R、S5を使用した経験を踏まえつつ、S5IIを使用して感じた良さを、4つにまとめてお話しします。主に内部機能についてのお話です。

1.環境に左右されない高感度耐性

S5から高い性能を持っていた高感度耐性は、S5IIにも受け継がれています。

デュアルネイティブISOにより、高感度であってもノイズ感がなく、撮影の幅が広がりました。

具体的には、日中の写真であればISO3200前後ならノイズ感を感じることなく撮影できると感じています。夜や朝に活動することが多い風景フォトグラファーには強い味方です。

上の写真は薄暗い川をISO4000で撮影しました。

書き出したデータをトリミングしてもこの艶感。

ノイズで破綻することなく撮れますので、高感度で撮影する天の川や夜のスナップでも力を発揮するでしょう。

2.フラッグシップクラスの連写機能

S5IIの連写はAF-Cで秒間30コマ撮影が可能になりました。S5は秒間7コマなので、完全に別物ですね。

この連写機能はフラッグシップクラスの性能。動物や、すばやく動く子供を撮る際にチャンスを逃さないので非常に有効です。

上の写真は、川の流れを連写で撮影した中で一番好きな写真をセレクトしました。動きのある被写体は撮った瞬間ごとに表情が異なるので、連写性能が高いカメラは安心感があります。

3.待ちに待った像面位相差AF

ついに像面位相差AFが搭載されました。

これまでのSシリーズではコントラストAFでしたので、AF速度と精度が上がっています。ユーザー待望の機能追加です。

像面位相差AFは、画像センサーの素子にAF用素子を埋め込むので、AF用素子部分は画像エンジン(ヴィーナスエンジン)で補完します。

画質にこだわるLUMIXでは、従来の画像処理エンジンの補完性能では、高い画質基準をクリアできないと判断していたため、これまではあえてコントラストAFを採用していましたが、今回のS5IIでは進化した画像処理エンジンを搭載しているので、高画質はそのままにAF機能が刷新されました。

4.LUMIXらしい色表現

LUMIXが持つ美しい色表現で写真を撮れることは、何よりの魅力でしょう。

LUMIXは色表現にこだわったカメラで、素直で綺麗な写真を撮ることができます。

編集の後工程を必要とせず、撮影時に美しさを感じるカメラは貴重です。

ここまでご覧いただいたのは千葉県の養老渓谷で撮影した写真です。

紅葉の赤と木々の緑などが美しく表現されており、満足のいく自然風景の写真を、S5IIのおかげで上手く撮れました。

これから春になるとカラフルな草花が撮影できるでしょう。その時、S5IIの多彩な色表現があれば、自分の思い通りの作品が撮れると感じました。

自然や風景撮影にも頼れる一台

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

LUMIX S5IIは、前機種のS5から重量もほぼ変わらないまま、性能が大幅に進化した一台です。

今回私からは自然・風景写真の視点から性能面の魅力をお伝えしましたが、グリップ感やジョイスティックなど、細かい操作性も改善されています。

ぜひ、LUMIX BASE TOKYOやお店で手に取ってみてください。

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