コロナ禍で止まっていた感動する心が揺さぶられた
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コロナ禍で止まっていた感動する心が揺さぶられた

ついにこの日が実現した。
私が崇拝するマエストロ、Pascal Verrot(パスカル・ヴェロ)さんが3年ぶりに来日され、サントリーホールで仙台フィルハーモニー管弦楽団とのコンサートが行われた。

チケットを取ったのは確か4月頃。3回目の緊急事態宣言が出そうだっていう時期で、7月はどうなるかなぁと心配していたけど、最悪なことにまた発令。コンサートが実現するのかどうか心配だったが、最終的に実現された。

マエストロは2週間、しっかりホテルに缶詰になっていたそうで…。それにしてもよく来てくださったなぁ…。

オリンピックは無観客。数々のコンサートも中止となる中、果たして行っていいものかどうかも自分の中で迷いがあった。
クラシックのコンサートは基本静かに鑑賞するものなので、演奏中は安全だとは思ったが、やはり多くの人が集まる会場だ。
だからなのか、始まり時間は17時と、普段より2時間早かった。
また、帰りは分散解散の配慮もされていたので、一定の安全対策は取られていた。

そして、演奏は…。もう、言葉にならないほどの素晴らしさ。
もともとヴェロさんは、とても情感豊かな指揮をされる方なのだが、今日はまた格別に想いが表れていたように感じた。
日本に再び来られたこと、そして何より大切な仙台フィルと共にステージに立てたことが幸せでたまらない…、と言わんばかりの熱のこもったパフォーマンスだった。

演目は、
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
ドビュッシー:夜想曲
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」

彼のエネルギッシュでエレガントな指揮は健在。動きのひとつひとつが曲の情景を語り、全身で音楽を奏でているようだ。決めポーズが本当にカッコいいのだ。フランス人はアートと共に生きるのだなぁと、いつも感じる。

サン=サーンスの交響曲第3番は以前も聴いたことがあったと思うが、華麗な演目で、マエストロにピッタリ。サントリーホールの素晴らしいパイプオルガンが響き渡って、荘厳かつ華やかだった。

カーテンコールでは、何度も笑顔で手を振ってくださって、感激されていたのがひしひしと伝わってきた。仙台フィルの方々も、晴れ晴れとしたお顔をされていた。

この一年半、コロナ禍で、友達にもほとんど会わず、どこにも出かけずに一人で過ごすことが増えた。いつしか感動する心に鍵がかかってしまっていたようだが、今日の演奏がそれを一気に開いてくれたようで、もう涙腺崩壊だ。

エレガントなマエストロ、どうかまた日本に来て、素晴らしいパフォーマンスを見せてください。

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長年化粧品関係のマーケッターを務めてきて、21年7月にテクノロジー業界に転職。広報・コミュニケーションを担当。 AMPP(フランス植物療法普及医学協会) フィトセラピスト・メディカル。 コスメコンシェルジュ。 関心: 写真、サステナビリティ、ダイバシティー、働き方、街歩き