見出し画像

弱みは最大の強みである

ニューシングル「Sheena」のリリースを発表しました。
詳細は今夜お知らせします。

今回は皆さんお馴染みガッシーについて書いてみようと思う。
ガッシーとはGrimAquaのCMに登場する強烈なキャラクターである。
「誰やねん」というのはいつかまた違う記事か何かでお伝えするとして、今回は彼の人間性について。
とてつもなく魅力的な人物なので、是非読んで頂きたい。

============
【究極のイエスマン】

彼の口から「No」を聞いたことがない。

僕は誰かにお願いをする時はできるだけ「Yes」をもらえるように相手の立場になって考え、意味やメリットを端的に分かりやすく説明した上でお願いをする。

前提として、お互いにとって必ずメリットがある事だと言うことを自分が強く思っていないと、そこまで考えはしないけど。

一番深く考えるのは前例や風潮がない事をお願いする時。
このガッシーCMのメンバーへの相談は深く考えた。(内心ビクビク)

では、ガッシーはどうだろう。
自らの頭髪を全面的に曝け出す事は嫌じゃないのだろうか。
しかも設定上好きな女の子にフラれ、言い方は悪いけど「気持ち悪い存在」になりかねない。(ひどい設定を作ったのは紛れもない僕だけど)

初回の撮影時は初対面でその場で企画説明、彼は全て即答で「いいよ」と、ましてや笑顔で快諾してくれた。
これが2度目の撮影に関しては分からなくもない。
2度目は信頼関係や前作の実績もある。

でも彼の考えはそこじゃないと思う。
"誰かのために貢献する力"が自然と備わっている。

映像制作チームはこの"誰かのために貢献する力"を形は違えど皆持っている。
GrimAquaのメンバーもそう。

他者貢献は自分にとってメリットが見えないとなかなかできるものではないと思う。

僕も昔はそうだったに違いない。
今でこそこうやって自分を冷静に分析したりするからこそ、こういう人間になりたい、ならないといけないという指標がいくつも存在するようになり、今が形成されている。

いつの間にか自然と同じような気持ちを持った人間が集まり、世界に向けて発信を始めている。
じゃないと、僕はうまくやって行けていない。
たまたまの巡り合わせなのだけれど、その中でも「一緒にいたい」と思える人を無意識に選んで来ていたように思う。

話をガッシーに戻すと、彼は本当に素晴らしい人間だと思う。
彼と何度もやりとりをしているし、実際に会って話していても弱音を一切吐かないし、引き受けた事は全力で全うする。(頭髪に関してのジョークはユニーク全開で返してくるよ)

そんな彼の魅力を出会って数秒で気付かされたので、必ず良い作品をチームで作り上げようと話し、本気で取り組むことができた。

そして何よりも彼にとって印象や評判が悪くならないように最大の配慮をする事を常に考えなければ行けない責任が自分の中に生まれる。(これはGrimAquaでも同じく)

イエスマンとは、何を言われても「はい、はい」と目上の人の言葉に無批判に賛成する者。追従者。とウィキペディア大先生が説明してくれているが、
悪い言い方をすると、ただただ断れない人。
この場合は目上の人への信頼が無いと、いずれストレスが爆発し大惨事を起こしかねない。

でもガッシーの場合は、「断れない」ではなく「断らない」である。
そして、先述のようにチームのやる気を最大限に引き出すことができる天性の能力を兼ねそろえた、究極のイエスマンである。

彼の考えや想いを深掘りしたいので、いつか対談企画をしてみたい。

============
【弱みを最大の強みに】

20代半ばから頭髪の後退が進行し、それに対してのコンプレックスを抱きはじめたそう。

最初はとてもマイナスな事ばかり考えていたそうだが、自身の毛髪を使って誰かが喜んでくれるならと、紆余曲折を経て一般人最強のポジティブハゲへと上り詰めた。(ちなみにガッシーが思う芸能界での1位はトレンディエンジェル斉藤さんらしい)

僕だってそうだが何かしらのコンプレックスは誰にでもある。
そこをポジティブに変換し、全面的に押し出す事はそう簡単ではない。
むしろ99.9%はできないと思う。

だけど、コンプレックスはどうしても完全を求めてしまう人間の心理から生まれるものだけど、捉え方を変えればその人の特徴であり、強みへと変換することができる。

そうやって考えると、コンプレックスも悪く無いのかもしれない。

僕はCMのように頭髪を全面的に押し出した彼をバカにする気など、毛頭無い。←

============
【ガッシーの今後】

彼は彼で何やら動きを起こすそう。
ここまで全面的に協力してくれたのだから、僕も全面的にできる限りはサポートをさせてもらう。

これは信頼関係があってのことで。
その流れの中でGrimAquaに還元できることがあるならば、こちらにとっても嬉しい。

引き続きCMのシリーズを作りつつ、今後のガッシーにも注目する。
前回のような有料記事として、その際のバンドや自身の現状も兼ねてこのCMについての狙いや、これからの広告についてなどの僕の考えを書こうかなと。

楽しみにしていてくれたら嬉しいです。


最後に、知らない間にスマホに入り込んだホラー写真を置いておきます。

画像1

LUM.

サポート頂いた金額は作品制作費に充てさせて頂きます。よろしくどうぞ!