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小説を初めて世に出した日。我が子の受験を見守る親の気分になった。

講談社ノベルデイズのコンテストに小説を出した。女優の木村なつみさんで、あて書きをするというのがお題。

あて書きなんて、やったことなかったけれど、彼女の写真を見て、書きたいものが一つ浮かんだ。

ちょっと外国人ぽい、意志の強い目。
なのに、儚い壊れそうな感じ。

ちょっと、玉城ティナちゃんに似ている。


写真を見ただけで、なんとなく、
一瞬で仲良くなれるけど、親しくなるまでに時間がかかるようなタイプに思えた。
それで、バァーと書いた5000文字。


タイトルは『花ちゃん』

https://novel.daysneo.com/sp/works/1250fc9bc231bddd466c11f60ca830c8.html


文学部時代、書きたいと思っていたようなテーマに、木村なつみさんが眩しく光る。



私のMacBookのワードとスマホのメモには、もう結構な数の書き溜めた小説が入っているけれど、こんなふうに不特定多数がアクセスする場所に引っ張り出すのは、初めてだった。

恐さとワクワク。


だけれど、お気に入り作品登録の★がつくのね。
今日見たら17個も頂いており、なんていうか、有り難うとかそんな作家ぽいことはまだ思えんのだけど、「書いてていいんだ」と思った。


自分の頭の中から出てきたものなんて、子どもみたいよなぁ。子ども、まだいないけど、なんとなくわかる。
中学受験の当日、第一志望校の高尾の中学校の前で、送ってくれた母親に手を振られた。待ってるね、と凄く楽しそうに言った、不安げな顔。

そんなのを、昨晩は、酔った頭で考えていた。


ドキドキするし不安でも、ワクワクするもの。

そんな子どもたちを、いっぱい生んで、世の中に出してあげたい。そんな仕事が出来たら、とてもいいなぁと思った。

到底、まだまだまだまだ、訓練中だけどね。


Luka_yasuha

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