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在留資格「留学」とは?日本に来る目的とは?

皆様お疲れ様です!
毎週火曜に投稿しているnoteですが、バタバタしており水曜日の投稿になってしまいました…💦 甘えるな自分!と言いたいところですが、自分のキャパシティや仕事のバランスで調整するのも大事と信じて投稿します☺️

「頑張る」ことはとても大事だし、世の中にはハイパーメンタルや体力の人もいますが私はまだそこに立てていないので自分のペースで・・・!

そして月曜日は祝日でしたね!
3連休や有給をうまく使って長期休み、お仕事の方等様々な過ごし方をされたかと思います☺️

祝日に勤務先へ向かうバスに乗ると、いつもと違ったメンバーが乗っていて少し新鮮な気持ちと、なぜ私は職場に向かっているんだ?!という少しだけ(ってことにしておく)悔しさを感じます。笑笑


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今回も外国人在留資格シリーズ!!!

永住や就労ビザについてお伝えしてましたが、人によっては意外と身近な在留資格かな?と思う「留学」について今日はお伝えしようと思います!!!


1.  そもそもの「留学」

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「留学」はその名の通り、日本国内で何かを学ぶための資格です。学ぶ内容は日本語から社会学などの専門分野まで様々。

2020年時点で約28万人の留学生が全国各地で学びに励んでいます。日本語学校に通う学生から大学院まで様々、国籍は中国をはじめとしたベトナム、韓国、ネパール、台湾などアジア圏がほとんどです。

ちなみに28万人のうち、3分の1にあたる約10万人が東京都内の学校に通っています!!!続くのが大阪、福岡と主要都市ですね。

就労の在留資格と違い、教育機関がある場所はある程度人口が多い地域になることから大きな人数差が出ているかと思います。私は東京の大学に通っていたので学内には海外からきた留学生がチラホラいたり、行くお店で働くアルバイトさんが海外の人なんていう経験からとても身近な存在です☺️

実際にどんな学校に通っているのか?内訳はこんな感じです!

大学院         53,056人
大学(学部)      79,826人
専修学校(専門課程)    79,598人
日本語教育機関     60,814人
準備教育課程        3,052人
短期大学          2,828人
高等専門学校        423人

参考:2020(令和2)年度外国人留学生在籍状況調査結果(JASSO)

一番多いのは大学、専門学校ですね!
どちらも将来的に日本で働くために必要なスキルや能力を学ぶことが目的としている人が多いようです。

しかし、学校によっては最低限の日本語能力を証明することが求められる場合もあるため、まずは日本語教育機関で日本語を学んだ後、大学や専門学校に入学するといったパターンもよくあるケースです。日本語教育機関の人数が多いのはその理由も含まれていると思います。

日本人が海外留学するときと似たようなイメージを持っていただけるといいかもしれませんね。

在留期間は4年3月、4年、3年3月、3年、2年3月、2年、1年3月、1年、6月、3月と通学する学校の期間によって異なります。
4年制の大学なのか?2年制の専門学校なのか?それとも短期の日本語語学学校なのか?と言った感じです☺️

学ぶ科目や分野は様々で、社会学や経営学などを学ぶ人もいれば専門学校でホテル業やIT関連、農業やファッションなどの専門的なスキルを得る人も。日本の文化をもっと学ぶために来日する人も多くいらっしゃいますね!



2.  資格外活動ってなに?

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留学の在留資格を持つ外国人は、原則就労が禁止されています。そもそも目的が勉学などでもちろんのことですよね。しかし、やはり学生生活の中で出る出費を賄うためには自分でお金を稼ぐ必要がある人が多くいるのも事実です。

そこであるのが「資格外活動許可」です。
この許可を貰うことで、定められた範囲内での就労を行うことができます。

外国人の方がコンビニでアルバイトをしている、居酒屋などで見かけることがあるけど…あの人たちの在留資格ってなんだろう?と思った時1番に私たちが可能性としてあげるのが留学生の資格外活動許可です。
留学以外にも家族滞在など、本来の目的以外で就労を希望する場合、資格外活動許可が必要になります😊


基本的に働くことのできる時間は「週28時間まで」、本来の目的であるは勉学に支障の出ない範囲とされています。
ちなみに夏休みなどの長期休みは上記の28時間の制限がなくなり、「1日8時間まで」の制限がかかります。

規定の数字を超えて働いてしまうと、オーバーワークとしてルール違反のレッテルを貼られることになります。これにより、今後国内での就職を希望者、技人国や特定技能などの在留資格を申請する際にルールが守れない人と認識され、在留資格の申請許可が降りず帰国せざるを得ない、、、なんて状況にもなりかねないので注意が必要です。

また、申請の際なぜオーバーワークをしてしまったのか?学校はちゃんといっていたか?支払うべき税金などがあった場合しっかり対応していたか?等説明や成績証明などの提出も必要になります。


日本の学生でもよくある、勉強よりもバイトに走ってしまった、、、は許されません。
もちろん本人の管理は絶対に必要ですが、雇用する企業側の監督責任が問われる場合もありますので雇用の際はしっかり確認しましょう。



3.  留学生の進路

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卒業する学校によって進路は様々ですが、約75%の人が日本に留まり就職や進学の道を選んでいます。
その他学んだ知識を母国に持ち帰り、日本語と母国語を活かしたガイドやコーディネーターとして働く、現地で就職するケースも。

就職をする学生は「技術・人文知識・国際業務」や「特定技能」のビザに切り替えを行い、自分自身の学びを活かして働く人が多く見受けられます。
就労ビザに切り替える際は就職先の会社の情報などを提示する必要がありますので、卒業見込みの留学生を雇用する場合は手続きを行うことがあるのを忘れずに。

また、内定が出ていても就労ビザが降りないと帰国せざるを得なくなります…先ほどお伝えしたオーバーワークなどが原因でビザが取得できない、なんてことのないように!

在留する外国人にとって「ルール違反」はその人の印象を悪化させる大きな要因の一つとなります。審査ひとつにしても厳しい目で見られることになりますので目的やルールを守って生活するようにしましょう。



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他の就労や永住ビザと違ってかなりシンプルだったのではないでしょうか?
またはイメージ通り…という方もいらっしゃると思います!

実際に日本人が海外に留学したい!となった際は現地でのビザの申請が必要になりますので希望国の手続き方法などを調べておくといいでしょう☺️

私がカナダに留学した際は、ビザの申請中に現地の審査局でストライキが起こってしまい入国予定日を2週間遅れての留学だったことを思い出しました。笑
日本の入管でも審査に時間がかかりますが、海外では日本では想像し得ないことが起きるので早めの準備をしておくこと、何かあっても日本とは違うから何が起きてもおかしくない、という心構えがあると楽になります!笑


今はなかなか国内外の移動が難しくなっていますが、またチャンスがあれば海外渡航はぜひしたいものです。
留学もまだまだできる年齢のはず・・・?!笑

まずはささやかながら日本国内で勉強する外国人留学生の応援をしたいと思います☺️



ということで遅ればせながらの更新、明日も木曜日なので更新しますよ!
ぜひお楽しみに!今回も読んでいただきありがとうございました!



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