28.旅ラジオ#7...フィンランド🇫🇮北極圏のサンタクロース村に行ってみた。Perryの裏話。
旅ラジオ更新しました。ご覧ください。
今日はいよいよ今回の旅の目的であるロヴァニエミの北極圏にあるサンタクロース村に行きます。
前回の投稿で話したアルクティムの観光を終えまして、ロヴァニエミの駅を目指します。
本日はまさに快晴で、吹雪もなくて、視界もよく、駅までは迷わずに来ることができました。
ちなみに、この写真の赤いモニュメントが昨日、街の人が教えてくれた案内板だと思います。
バスターミナルが目の前にあるせいか、駅前に到着するバスは少なく、サンタクロース村へ行くバス停と時刻表もすぐに見つかれました。
バスに揺られること15分。
ついに、サンタクロース村に着きました。
外観はとてもシンプルですが、観光地だけあって、ツアーなどで訪れたであろう人の姿がたくさん見られました。
胸をときめかせ、さっそくサンタクロースへ会いに行くことにしました。
サンタクロース村にはたくさんのかわいいモニュメントがあり、サンタクロースの地元ロヴァニエミから、我らの日本、東京までの距離もしっかりと記載されていて、とても興奮しました。
サンタクロース村の中へ入ります。
サンタクロース村の中は、写真を撮るなどという行為を忘れてしまうほど、それは幻想的な空間が広がっていました。
暗い通路に星のような眩い装飾。
エルフの身に纏う衣装。どれも素晴らしいです。
サンタクロースのいる部屋の前まで来ると、列ができていました。
私の前に並んでいたのは家族連れで、エルフの方が元気な声で、子供たちに話しかけて、彼らが無邪気にはしゃいでいるのが、とても微笑ましくて印象的でした。
順番を待っている間は椅子に座ることができ、座って待っていると、なんと私の隣に座ってきたのは日本人の女性、2人組でした。
こんな所で日本人に遭遇したことに驚いていると、あっという間に私の番が回って来ました。
すると、エルフの方が先ほどの子供たちに話しかけたのと同じトーンで、「どこから来たの?」「緊張してるかい?」や「サンタクロースに会う準備はできてるかい?」と聞いてきてくれました。
私は嬉しくなって、隣には同じくらいの日本人女子が2人もいるにも関わらず、はしゃいでしまいました。
会話が終わって我にかえると、日本人女子2人は笑うでもなく冷たい顔で、この成人男性を見ていました。
やらかした...。
そして、いざ、サンタクロースと面会の時です。
先ほどのエルフの方に通していただいた部屋はとても広く、段差のあるステージのような場所の、真ん中に置かれた椅子に彼はいました。
「やあ、こんにちは。」
いきなり日本語で驚きました。
そのまま名前を聞かれて、
Perry!フィンランドの挨拶を教えるよ!
といい、「Moi」と「Moi Moi」の2つの挨拶を教えてもらいました。
そして、最後に記念撮影。
最後に「フィンランドを楽しんで!いい子でいるんだよ」と言ってくれました。
私はそのひと言にも感激し、将来、歳を取ったらサンタクロースになろうという風に思いました。
最後に、エルフの方が紙切れを渡してきました。
写真と面会の動画が40€だよ!
高い...
何だか急に現実に引き戻されるような感じがしましたが、ちゃんと購入しました。
そして、サンタクロースに手紙を送ってもらえるサービスがあるとのことで、住所と名前を書いて投函しました。残念なことに今も届いてませんが...
そして、サンタクロース村の名物は北極線を直接跨げることと、北極圏到達証明書がもらえるとのことで、さっそく向かいました。
北極圏到達証明書もここの向かいのカウンターで発行してもらいました。
すると、カウンターのお姉さんが、私の本名を見るなり、私の名前には、フィンランド語の単語が並んでいたみたいで、フィンランド人としての名前でも違和感がないとのことで、何だか運命を感じました。
ひと通り終えて外に出ると、北極圏にいるはずなのに、とても心が温かくなりました。
本当にサンタクロース村に来てよかった。
そう思える旅になりました。
と今回はここまでです。
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ではでは。
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