#216 うつ病発症42日目・発症後361日目 ~普通が少しずつ訪れる~

昨晩は,同僚と飲みに行っていました。結構飲んだのですが,このブログでも書いたように,お酒とお酒との間にノンアルをはさむ(昨日は水)という方法を試したら,結構なアルコール摂取量だったにもかかわらず,だいぶ酔いが抑えられたような気がします。

まあ,酔いの程度は,アルコール摂取量だけじゃなく,その日の体調やアルコールの種類によっても左右されるので,↑の方法が,酔いの程度を抑えられた要因全部ではないと思いますが,とはいえ,少なからず好影響はあったと思います。

それと,お酒を飲むと,なんか(カラ)元気になってしまい,その結果,夜眠るのが遅くなったり,朝早く目が覚めてしまい,そのせいで,翌日の調子が悪くなってしまうことが多かったのですが,昨日は,確かに,午後9時30分頃には帰宅したのに,夜中の1時40分頃までベッドに入らずゴロゴロしていたのですが,朝は早く目覚めすぎることもなく(とはいえ,7時15分頃には目が覚めてしまいましたが),そして,9時頃までベッドでゴロゴロと過ごして最終的に起床したわけですが,その後も,それほど調子を崩すこともなく,現在に至っています。

今日の調子は,うつ病前の元気な状態にかなり近かったと思います。かつて,お酒で眠りが浅かった日は,昼寝したりして疲労回復を図っていましたが,それも,今日できましたし。

眠りに不安を抱えていると,疲れていても眠くならなかったり,昼寝すると夜の眠りに支障をきたすと思って昼寝を躊躇したり(昼寝を控えても夜眠れないなんてことはごまんとあるので,昼寝を躊躇することが夜の眠りを助けるかどうかは甚だ疑問ですが)と,いろいろと不安に思ってしまっていました。

しかし,昨晩から今朝にかけては,夜眠るのが遅かったことも不安じゃなかったし,朝早めに目が覚めたことも気にならなかったし,昼寝に対するためらいもありませんでした。

こういう調子の良い日(不安を考えないようにしなくても不安を感じない日)の数が,調子の悪い日の数よりも,だんだんと多くなっていって,回復が進んでいくんだと思います。

だから,きっとまた調子の悪い日が訪れるでしょう。それは,明日かもしれません(#本当に文字通り明日かもしれない)。でも,調子良い日の割合がどんどん増えていけば,たとえ明日調子を崩したとしても,回復に向かっていると言えるのです。

こんなことを思いながら,「明日調子を崩すかもしれない」という不安を払拭しています。きっといつか,こんな不安を感じていたことを思い出せないくらい元気になれると信じています。

さて,前置きはこれくらいにして,今日もうつ病の経過を記録していきます。(第1回目はこちら。第2回目も大事なのでこちらからどうぞ)

【過去のこと・思い出したこと(発症42日目)】

・8月19日㈪:7月22日㈪に実家にとんぼ返りして,この日で29日目です(とんぼ返りした経緯についてはこちら)。この日は午前0時30分~8時30分までの睡眠が記録されています。ぐっすり眠れていて,調子も良さそうです。この日も,いつものルーティーンのように,朝ごはん→午前中ゆっくり(マインドフルネス瞑想)→昼ごはん→午後から外出,という過ごし方でした。午後2時45分から,買い出し+ドライブとして,我が家御用達の海苔屋さんへ行っています。

我が家は,かなり食材にこだわっているようです(めちゃくちゃに高い食材を購入しているわけじゃありません。買える値段の範囲でなるべく素材にこだわりたいということです)。おかげで,毎日めちゃくちゃおいしい食事(こだわりの素材で作られた料理)を食べることができました。

特に僕が実家に戻って一番驚き,なおかつ好きになったのは「ご飯」です。実家のお米は,かつては父が育てたものを食べていたのですが(所有している田んぼで作ったお米),現在は米作りしていないので,米作りしている親戚から購入しています。そのお米が,めちゃくちゃにおいしい(笑)。お米もそうなんですが,お米を炊く水がまた,我が家はすばらしいのです。というのも,我が家には上水道がなく(下水道は20年ほど前に開通しました),庭にある井戸からあらゆる生活用水を汲み上げているのですが(水洗トイレにも井戸水が流れます),その井戸水がめちゃくちゃおいしいのです。当然井戸水ですから,カルキも入っていません。そんな完全カルキなし水を使ってお米を研ぎ,最終的に炊き上げています。そして,なんと,我が家には,2升炊の業務用炊飯器もあります(笑)。ガスではなくて電気なんですが,これは,僕が高校入学した際に購入したもので(お弁当が始まり,一度にたくさん炊けるようにするため),200ボルトの電源を別途引いていて,そのおかげで,火力が強く,その高火力で炊き上げたお米は,とてもおいしいです。もちろん,毎日2升も炊いているわけじゃなく,家族5人で7合ほどを毎日炊くんですが,だからこそ(マックス2升に対して炊く量が少ないからこそ),充分な火力が伝わり,とてもおいしく炊いてくれます。

米・水・炊飯器という,お米の味を決める3要素すべてに恵まれているので,我が家のお米はめちゃくちゃにおいしいのです。ちなみに,お米が育った田んぼは,我が家と同じ地区にあり,そのため,お米が育った水とお米を研いで浸水させる水が,同じ水源であることを付け加えておきます。

こういった素材にこだわった食事をとりながら,静かな田舎で過ごせたことは,間違いなく僕の回復に役立ったと思っています。

実家に戻った当初,我が家のご飯のおいしさに驚きました。だから,そのおいしいお米を毎日食べたいと思って,自分で米研ぎをするようになったのです。美味しいご飯を食べるには,計量・米研ぎ・水加減がめちゃくちゃ大事です。米研ぎのポイントは「あまり研がないこと」です。で,水加減も炊飯器との相性がありますし,きちんとお米を計量しておくことが前提として大事です(めちゃくちゃこだわるなら,お米の計量は,一般的な体積を測る方法ではなく,重さを測る方法でやったほうがいいのですが(体積基準で測定すると,お米の粒の大小で量が左右される(同じ1合でも粒が小さければ量が多く,粒が大きければ量が少なくなる),そこまではしていませんでした。

もともと白いご飯が大好きで,実家のお米のおいしさに驚いた僕は,この美味しいご飯を毎日食べたいと思い,毎日ご飯の仕込み(炊飯器を洗う→米の計測→米研ぎ→水加減)をしていました。そのおかげで,毎日美味しいご飯を食べることができました。こういう家の手伝いは,家族の負担を減らすことになりますし,それだけでなく,僕が社会復帰するリハビリにもなっていたと思います。また,手伝いをすれば,それも1つの「活動」として疲労が出るので,夜に寝付きやすくなるという効果もあったと思います(もちろん,眠れない日(主に頑張り過ぎた日)もありましたが)。

久しぶりに(というか18歳の3月に実家を離れて初めて),実家で長期間過ごして,田舎の魅力(主に食事と環境)を感じていました。

→今日はここまで

【今日経験したこと・経験して考えたこと(発症361日目)】

・今日できた仕事・勉強

今日は休みでした。『暴力はどこからきたか』(山極寿一,2007年)を少し読んでいました(リンクはこちら)。

・仕事・勉強以外に今日やったこと

↑に書きましたが,午後2時頃から1時間半ほど昼寝していました。おかげで疲れがとれたような気がします。それと『ギルティー』という新川優愛主演のドラマを見ていました。こういうドラマ結構好きです(笑)。それと,午前中に精神科を受診し,現在の病状(概ね調子が良い)を伝えてきました。

【今日のうつ病】

昨晩は午前1時40頃に布団に入りました。7時15分頃には目が覚めてしまい,それほど睡眠時間は長くありませんでしたが,それにしては調子を崩さずに済んでいます。読書する意欲はそれほど出ませんでしたが,バーピージャンプ20秒×1回もできましたし,昼寝もできたので,調子はだいぶ良い方だと思います。

今日もブログ書けてよかった!

それではまた明日!

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