#248 うつ病発症130~132日目・発症後393日目 ~即ブロックできるからSNS使える~

さて,今日もうつ病の経過を記録していきます。(第1回目はこちら。第2回目も大事なのでこちらからどうぞ)

【過去のこと・思い出したこと(発症130~132日目)】

このブログでこれまでの経緯を結構きれいにまとめられたと思っているので,ご覧くださるとうれしいです。

さて,昨日からの続きです。

・11月16日㈯:この日で,うつ病発症から130日目,実家療養を終えて一人暮らしを再スタートさせてからは51日目です(9月27日~)。一人暮らし再スタートから51日が経過し,ひとりでの暮らしにも少しずつ慣れてきています。11月7日から「午前中の散歩」を始めていて,これがうつ病の回復を大きく後押ししています。(こちら

それに加えて,この頃は午後9時にはパソコンもスマホも部屋の電気も消して午後11時には就寝する,という不眠改善作戦も実行しています(これが奏功したのかは結局わかりませんでしたが)。(こちら

ただ,この日のグーグルマップタイムラインを見ると,午前中に外出した記録が残っていません。だから午前中の散歩に行っていないのかもしれませんが,LINEの履歴を見る限り,それほど調子が悪そうではないので,いつものように,朝から散歩に行っていると思います。スマホを携帯し忘れて散歩に行ったと思われます。午後からは整体に行っています。全体的に調子は悪くなさそうです。

・11月17日㈰:この日も睡眠時間が記録されていませんが,それなりに眠れているようで,朝は遅めの散歩です。午前9時23分に出発し,9時51分に帰宅しています。その後,日曜日で誰もいない事務所で,傷病手当の受給申請書や弁護士会宛の弁護士会費免除申請書を作成しました。お昼は,気になっていた近所の定食屋へ食べに行っています。味は普通でした(笑)。夕飯は自分でオムライスを作っています。自分で料理できるほどに回復しているようです。ペースはゆっくりですが,着実に回復しています。

・11月18日㈪:この日も睡眠時間が記録されていませんが,午前8時頃まで眠れているようです。8時20分に自宅を出て散歩に行っています。8時57分に帰宅しています。お昼は近くのすき家へ食べに行っています。午後からは整体に行っています。調子は悪くなさそうです。この日も,夜は9時にスマホもパソコンも部屋の電気も消しています。

しかし,この晩,父の弟(僕にとって「おじさん」)から電話があって,その電話に疲れてしまい,寝つきが悪くなってしまいました。おじさんと父との関係がこじれているようで,そのこじれるきっかけとなった(とおじさんは思っている)父の発言の真意を僕に聞くための電話だったのですが,そんな理由なんて僕が知っているはずもありません(笑)。

おじさんとしては,父本人に聞くのではなく,親戚からそれとなく教えてもらうのが「普通」だそうなんですが,それっておじさん自身が理由を聞き出せていないことを正当化するための理屈でしかないと思うんですよねぇ。

兄弟仲がこじれるのは(しかも年を取った後に),仕事柄よく知っていますが,自分の父の兄弟仲がこじれるのは,息子も面倒に巻き込まれることを実感しました(笑)。

もうこんな面倒に巻き込まれたくないので,すぐに着信拒否しました(笑)。このことについて,少し書きます。

そもそも,携帯電話やインターネット,SNSが普及したことによって,携帯電話番号を知っていたり,アカウントを交換すればすぐに連絡をとることができるようになりました。しかし,こんな素晴らしい社会の恩恵を受けられるのは優しい人だけです。「着信拒否」や「ブロック」という仕組みがあるように,相手から拒絶されたら,便利な機能の恩恵は,一瞬で崩れ去るようになっています。

「着信拒否」や「ブロック」すると,そうした相手を責める人がいますが,それは完全にお門違いです。現代社会の便利さは,その便利さを簡単に拒絶することができるからこそ,成り立っているのです。そうじゃないと,DV夫からの連絡も妻は遮断できないからです。

優しい人だけが便利な社会の恩恵を受けられることを充分にわきまえましょう。簡単に連絡を拒絶できることは,簡単に連絡できる仕組みを維持するために不可欠なわけですから(簡単に連絡を拒絶できる仕組みがないSNSは誰も使わないでしょ?),スマホやインターネットで簡単に連絡がとれている最中は,常に,その恩恵を受けられなくなるリスクを抱えていることになります。

自分が相手にとって優しくない振る舞いをしてしまい,相手に拒絶されたら,それで相手を責めることはできません。なぜなら,今の社会は,イヤな存在は即座に拒絶していいという考えを前提にしないと成り立たないからです。イヤな存在との連絡を断ち切れないSNSなんて,怖すぎます(笑)。

そして,いちばん大事なのは,「イヤ」かどうかを判断するのは自分じゃなくて,相手だということです。相手が「イヤ」と思ったら,その相手は即座に連絡を断ち切ることができる。その仕組みが,便利な社会の前提となっています。

相手の側から見れば,「自分がイヤだと思ったらすぐに連絡を断ち切ることができる」と思えるからこそ,安心して,簡単な連絡手段を続けられるのです。

携帯電話・スマホ,SNS全盛の現代社会に,構造的に内包されているこの仕組みを,オジサマ方はなかなか理解できていないでしょうね~。

「簡単に連絡できる」という便利な社会は,その反面として「簡単に拒絶できる」というシステムを採用しないと成立しない。

この理屈は,これからのSNS時代を生き抜くために必須の知見だと思います。

→今日はここまで

【今日経験したこと・経験して考えたこと(発症392日目)】

・今日できた仕事・勉強

今日は出勤しました。午前9時~午後6時頃まで滞在できました。今日も昨日に引き続き『ヴェノナ』を読んでいました。

やっと読み終わりました~。大変でした(;^_^A。今日読んだのは,原爆スパイに関する部分でした。第二次世界大戦中,アメリカでは「マンハッタン計画」という名前で原爆開発を進めており,その計画の中で設立された「ロスアラモス研究所」内のエリート科学者たちの中にも,ソ連に機密情報を提供した人がいました。ハーバード大学を最年少の18歳で卒業したという規格外の天才物理学者も,共産主義に傾倒していて,ソ連のために機密情報を提供していました。他にも複数,ロスアラモス研究所内に,情報提供者がいました。その人たちのおかげで,ソ連は大幅に原爆開発を加速させることができました。

結局,ヴェノナによって,第二次世界大戦中から冷戦時代にかけて,ものすごくたくさんのソ連スパイがアメリカ内で暗躍していたことが暴露されました。こうなると,これだけ多くの知識人やエリートが共産主義に傾倒した理由を僕は考えてしまいますが,僕はやっぱり貧富の格差が原因だと思います。世界恐慌によって,資本主義の限界が露呈され,それを克服する思想として社会主義・共産主義に魅力を感じたことは,無理からぬところがあったと思います。

僕自身も,ソ連崩壊や中国共産党政権下で起きた大躍進政策・文化大革命の悲劇という歴史を知らずに,共産主義の危険性を予見することは難しいような気がします。

貧富の格差というのは,常に歴史を動かしてきて,悲劇的な結末を迎えてしまう可能性も非常に高いことは,歴史が証明しています。

現代では,社会主義・共産主義への反省として資本主義を採用し,努力がきちんと報われる世界を構築しながらも,努力ではどうにもならないことが現にあることを認め,貧富の格差の是正や,平和的な共存をどのように図るのか,それが問われていると僕は思います。

その答えなんて誰も知りませんが,僕としては,「幸せはカネじゃない」と正面から認めることだと思います。

自分の幸せは,自分にしか決められないし,決める際に常識にとらわれる必要もない。そして,自分ひとりじゃ幸せになれないから,自分の幸せのために,周りの人たちや自然環境とも共存する。

なんか,キレイごとチックな文章で,僕はあまり好きではありませんが,これをキレイごとじゃなく実現する,というのが今の僕の思想的な結論のような気がします。

・仕事・勉強以外に今日やったこと

今日は特にありません!

【今日のうつ病】

昨晩は午前0時頃に布団に入りました。すぐに寝つくことができ,朝までぐっすり眠れました。朝は,7時55分頃にアラームで目が覚めました。朝までぐっすり眠ることができました。熟睡感もあり,調子は良いです。

今日もブログ書けてよかった!

それではまた明日!

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