見出し画像

3通目 ~ななみんへ 「愛ってなんだ」~

こんにちは♪
占い師のルーシー・グリーンです♪

兵庫県篠山市で古い郵便局を改装したカフェ「colissimo cafe selen」を営む女の子「nanami」さんとの往復書簡、第3通目です。

これまでの模様はマガジンでまとめているよ。

さて、今日はどんなお話しになるかしら?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ななみんへ

お返事ありがとうー♪

「ドリーミングと儚さ」ってお題からこんなステキなお話が聞けてうれしかった。

わたしは昔からカフェを含む“飲食店”が大好きでカフェやレストランのスタッフとして勤めたこともあったけれど「自分のお店をつくる人視点」になったことがなかったから、

「お菓子も含めて、カフェでお茶する時間は、夢見心地でいてほしいと思っています。」

って言葉は、ああ、だからななみんのカフェに行った帰り道はいつも「ふわわわ〜ん」とするのかと納得したよ。
読後感のあるカフェ、というか。

「大きく言えば歴史に名を残したいとか、人に忘れられたくないとか、そういう願望がないです。」

って言葉もおもしろかったなあ!
わたしはわたしのつくるものがそれこそ後世まで残る、時代に風化されない、っていう星占いでは「やぎ座的」なものになるようにしたいって野望があって、

だから、

「むしろ、なにも残りたくない。」

ってななみんの言葉はおもしろかった。

特にこの後に続く言葉には、ななみんの“作り手”としての核の一部に迫れたような気がした。

「だから、食べ物を通した表現やものづくりがちょうどよかったのかもしれません。
食べれば、なくなる。

見た目の印象も、焼けた香りも、味の記憶も、そう長く続かないもので、ただ、美味しいという思い出だけがほんの僅か残るかどうか。
そんな儚さはとてもすきですね。

写真を見たりとか、近い匂いがした時とか、なにかふとした瞬間に、わたしの作った食べ物について思い出してもらえることがあったとしたら、、。
そんな奇跡が起こったら、この上なく幸せです。

ああ、でも、だからかな。
そんな儚い希望が叶う確率を少しでも高めておきたいから、少しでもときめいてもらえるように、ドリーミングなものを作ろうとしているのかもしれません。」



わたしが、「往復書簡をしよう!ななみんに声をかけよう!」って思ったのって直感で、
それまで数ヶ月「新しいことを始めたいな」っていろんなことを考えていたけど改めてみんなにこういうことを始めますって説明しようと思って「なにが目的でこの往復書簡を始めるの?どうしてななみん?」って考えるとなんて言っていいのかよく分からなくなった。

でも実際にこうしてやりとりを始めたことで自分の中でその理由が見えてきた感じ。
往復書簡を公開で始めたいと思った理由。
ななみんにお願いすることで開きたかった世界の扉は。
そういうこともまた追々お話しできるかな。
お返事を読んで、ななみんにお願いして本当によかったと思いました。

〜〜〜〜〜

さて。ななみんからのご質問。


「わたしは最近、愛について、うだうだと考えているのですが、
(映画「愛がなんだ」を見たりしたからかな〜)
ルーシーさんにとって、愛ってどんな形で、どんなものですか?

なんでそんなに愛に溢れているんだ〜!と、ずっと気になっていたんです。
こんなかんじで聞いていいのでしょうか。。
質問を考えるのは案外難しいですね。。」


お〜 笑 でっかい質問来たねえ〜!!
愛!
しかも形!
でも確かに占い師としてわたしが発信したいものは愛なのでありがたい質問です。


恋愛の愛、親子の愛、友情の、世界への、作品への…
愛って言ってもいろんな形があると思うけど、
いろんな愛があるってことは、
「人の中に愛がすでにある」
って思う。

彼が愛してくれない、もっと愛されたい、もっと愛を感じたい、
って多くの人は悩むんだけど、
「よそからもらわなくても、自分の中にあるよ」
って。
ずっとわたしはそのことをあの手この手で伝えてきた気がする。

あと、愛には形があると思ってて。
それはまあ占い師なので安いスピリチュアルっぽくなってイヤなんだけど、
自分のおへその下の辺りにあって、
丸くて、白く輝いていて、あったかいもの。です。

その存在を感じればそれは自由自在に大きさを変えられて、
どんどん広がってわたし自身を包み込んだり、
世界に白金色のやさしい雨を降らせることができる。
すやすや眠る愛しい人の頬を照らしたり、
困っている人にそっと寄り添うこともできる。

そういう想像が目で見ているような感覚でわたしの心には見えているんだ。
それはわたしの中にだけあるものじゃなくって、
どの人の中にもあってでも見えにくいから「愛がほしい」と自分の心はひからびているような気持ちになっちゃう時がある。

でもある。意識できればみんな自分が持っていることに気づける。
その「自分の中の愛を意識する」お手伝いを占いを通してしていると思っているよ。

わたしだってルーシー・グリーンじゃない時は愛がほしいって泣いたりもするんだけどね。
今は旦那さんがそばにいてくれるから愛の存在も意識しやすいけれど、それでも彼との関係の中でも、お仕事でも、いろんな人との関わりのあれこれで愛を感じられないって、うまく行かない日はたくさんある。

でもそうやって泣いているときにも愛はある。自分の中に。
燦然と輝くそれを意識できれば満たされる。気持ちよくなれる。
自分の内側には愛があって、光っていて、自由自在に動かせると分かると心慰められる。
そしてこれ以上は無理って思っていたのにまだまだ人を愛せることにも気づける。

ぜんぜん枯れない。それがわたしの思う「愛」。

そしてわたしはほかの人にも、
「あなたの愛、あなたの中にちゃんとあるじゃーん♡」
って伝えるお仕事をしているんだと思います。

…ご清聴ありがとうございます!笑

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ところでななみんからのお返事で気になる一文を見つけました。

「そして、「儚さ」ですが、わたし、儚いですか…?
そうだとしたらめっちゃうれしい…。

どちらかというと、ほっといても大丈夫とか、何言っても平気でしょとか、頑丈に思われることが多くて。
可憐な女の子が羨ましいんです。」

ふふふ…わたしがななみんを好きな理由もここにある。
わたしもななみんのこと頑丈だと思ってるよ…!

1通目でななみんのことを「うお座的なドリーミングや儚さってイメージがある」って書いててそれも本当にそう感じているのだけど、
それだけじゃなく同時になんていうか女性的な細くか弱い剣というより大きななたを振り回すような「根性座ってる」とこ…あるよね!!!と。
そのギャップがななみんの大きな魅力になっているんじゃないかなって思う。

今回のななみんへの星占い的質問は、
ななみんの中の「火星」についてを聞きたいです。

火星って神話の軍神マルスがモチーフになっていて、
勝負欲とか怒り、積極性、攻撃性なんかを占うときに使う星。
この星はだれの中にもあって、その人のやる気の原動力になってくれたりする。

ななみんは今、兵庫県の篠山でひとりでお店を切り盛りしていて、それだけでもガッツがあるなあ〜!って感じなんだけど、

同じ兵庫県だけじゃなく京都や東京、いたるところのステキなイベントに出店したり、ドイツ・沖縄へ近所に遊びにいくノリで旅に出たり、お友だちのみーこちゃんと『HOTEL moshica』というユニットでお菓子・写真・言葉の展示をしたり…
と、かなり積極的で行動力、決断力があると思うんだ。

ななみんの中の火星ってどんな時に発動する?
なんでそんな行動力あるの?!
わたしは「あれしたい!」って思っても始めるまでの準備が長くて結局形にできるまで何年も掛かるってことがよくある。ビビリなんだと思う。

だからななみんのその精力的な活動のパワーの源ってなにかしら?
って聞かせてもらえたらなって思います。

お返事待ってまーす☆

ルーシー・グリーン

ルーシー・グリーン
占い師。
主な占術は星占いとタロットカード。
インターネット界を中心にファッション誌など各種メディアでの運勢ページを担当。
占いを通して自分自身を肯定し、豊かな人生を創る素晴らしさを伝える。
ノリのよさと、ほとばしる愛の言葉で迷える子羊たちを絶賛導き中!!
https://www.lucygreen.jp/

いただいたサポートは、今後の活動に使わせていただきます☆ サポートとは:クリエイターの継続的な活動に対する支援機能です。100円から1万円までの金額で、クリエイターに記事の対価としてお金を支払うことができます。