見出し画像

「ありがとう、ガムテープさん」

 ガムテープとクラフトテープを常備している人って意外と少ないです。前者は布テープとも言います。

粘着力が強く、金属、木材、紙、プラスティックなど多岐に渡る素材にも貼ることができます。

画像1

後者のクラフトテープは紙質でガムテープほど粘着力は強くありません。そのため、ダンボールなどには向いています。

わたしは両方とも常備していますが、どちらかというとガムテープを使うことが多いです。特に写真・映像撮影には欠かせません。

俗に「場見る(バミル)」と言いますが、人や物を配置する際の目印として使います。また、ちょっとしたイベント時はガムテープに名前を書いて、胸部分に貼ってもらったりしています。

画像2

茶、黒、緑、赤、黄色、ピンクと多色ありますが、頻繁に用いるのは白色です。大抵は100均で買います。100均のガムテープはとても柔らかくて、手で切りやすいです。しかも粘着力がそれほど強くないところが良いです。

現場仕事とは次から次へと移動をしていくので、「飛ぶ鳥跡を残さず」のガムテープが重宝されます。

画像3

自宅では主に絨毯に着いたゴミを取るために使います。コロコロローラーも使いますが、絨毯に深く入ったゴミなどは取れないことがあります。

その際はガムテープの背を手のひらに巻いて、粘着部分を強く押し当ててゴミを取っています。しかもすぐ捨てられます。

コロコロも良いのですが、ゴミが付着したテープを触るのが嫌なんです。しかも剥がすのが面倒なんです。

その点、ガムテープは最小限の利用で使い切るので、環境のことも気にせず使えます。

ただし、ガムテープにも経年劣化があります。長期間、貼っておくと剥がす時に悲惨なめに逢います。

画像4

以前夏の暑い日、お気に入りの合否のバックに手持ちが切れて、応急処置として、ガムテープを貼ったことがありました。

そのまま車の中に放置してしまいました。といっても1日たらずです。結果的に熱によって、粘着力が増して剥がすのに難儀しました。

わたしは三脚にプロジェクターを設置しています。白い壁までの距離と角度が重要なのです。

一度、ずれると再設定に時間がかかります。わたしにとっては死活問題です。ですから三脚の足部分にガムテープでバミッています。

一見、貧乏くさく見えます。以前は防振ゴムを使っていました。でも、白いガムテープに三脚の先端をマジックでなぞって記しを付けることで、定位置をキープできています。

掃除機をかける時、三脚を動かしても平気です。ガムテープはとても便利です。
「ありがとう、ガムテープさん」

画像5


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?