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投稿2週以上サボってしまった私が解説するのも恐縮だが、、、【続ける思考】井上新八


おはよう・こんにちは・こんばんわ


というか人によってはお久しぶりです。


「かき氷」 というアカ名で投稿している者です。
この投稿含めた「読んだ本の感想」を投稿しています。
今のところ毎週後半の投稿をこころがけておりますが、仕事などの都合で前後する場合もございます。

※制作スケジュール大幅に遅れてしまったのでこの投稿は先々週(8/26~9/1)分となります。お待ちしてくださっていた方々ホントに申し訳ないです。



今回紹介するのは


井上新八 著


「やりたいこと」も
「やるべきこと」も全部できる!
続ける思考


この本は、ネガティブなイメージされがちな「続ける」を楽しく簡単に継続させる方法がまとめられた1冊です。

・3日坊主から抜け出したい
・習慣をつくりたい
・人生を劇的に変えたい

など抱いてるアナタにオススメです。


著者の井上新八さんはブックデザイナーをされており、『習慣家』としてnoteや朝の空の写真納豆の記録など様々な習慣をSNSで記録されています。
(本書巻末を参考)



『 続ける 』ときいて

・つらい
・大変
・めんどい

というイメージをされる方は多いことでしょう。

この本が伝えたいメッセージというものが

「続ける」のは

・楽しい
・簡単
・趣味になる


そして「続ける」ことで人は変わる。


と冒頭で書かれています。


ここだけ見ても「継続できる著者だから言えるんやろ」というアナタの心の声が聞こえたような気がしたので、著者についても触れていきますね。


著者も元々は " ずぼらで何も続かない人間 "だったと書かれています。

しかし、フリーランスになったことですべて自分で動かなければお金が入らない生活になったことを機に、継続を成功させるために20年以上の実験と検証をされたそうです。

著者がいきついた答えというものが
すべてを「習慣化」すること
だったのです。


毎日すこしずつマンガを読み進める
5分だけダンスの練習をする
ジョギング
ヨーグルトと納豆を食べる
ブログ
掃除
短歌をつくる



など多くの趣味を継続されています。

日々のことを小さく達成していくことで『継続が趣味』へと変わったとのことです。



続けることで人生を変えてきた著者の考えや、習慣にする仕組みがおおく書かれています。



やりたいこと・成し遂げたいことを習慣化するための手段やアドバイスがふんだんに書かれた1冊です。


長くなってきたので早速解説していきましょう。




◆毎日やれば絶対続く


まずは著者が「これだけは絶対教えておきたい」メッセージから触れていきましょう。

もし「絶対になんでも続く方法」があるとするなら?
この本を手に取る方々は継続したい願望をお持ちでしょう気になるのも当然ですよね。

これについて著者が仰った答えというものが

毎日やる!


これだけ。
毎日やれば絶対に続く。
これであなたはもう3日坊主卒業だ。おめでとう!!

ラクに続けるコツは、週1日やる、週2日やるではない。
週7日やる、これなのだ。
じつはこの本で読むべきところは、この1行だけ。これが絶対の最強法則。

66ページ

シンプルすぎますが、毎日やれば少しでも続いていくのです。

本読むのめんどくせぇ〜〜〜とノータッチのままだと進みません。
しかし、1日1ページだけでも読み進めてしまえば1年足らずで読み終えてしまいます。

というよりここまで来ればキリよく第1章読み切って、1週間足らずで完読!なんてことも起こるはずです。

もちろん「この日は状況的に不可能」という日があるのも事実です。
毎日必ずは不可能でも「基本毎日やってる!」という姿勢だけでも意識はだいぶ変わることでしょう。
ここは本書じゃなく私としての感想ですが。

めちゃくちゃ極論から始まりましたが、毎日やる!という意識だけでも持っておけばいろんな事が前に進んでいくはずです。



◆続けることは「仕組み」がすべて


毎日やれば絶対続く!
とは理解できたにしろ、やるまでが億劫なのが読んでるアナタの本音ですよね。

それを解決してくれるのが「仕組み化」です!

本書には「毎日続ける」ための攻略がたっっっくさん書かれていますが、全部紹介するのも大変なので3つに絞って説明します。



1.まずは小さく始めてみる


シンプルですが、小さいことから始めていくことこそ最大の解決ということです

著者が実践してる「朝起きて空の写真をスマホで撮る」のもたった10秒でできる習慣です。

「読書を毎日やる」をいきなり始めても大変で挫折する可能性大でしょう。

それを「毎日5ページ読む」にすると心理的ハードルも下がるはず。
そこから10ページ、50ページ、半分読むと慣れながら成長していくことだってあるはず。

習慣化するにはまず「小さく」を忘れないでください。



2.毎日5分でできることでやる



小さくするのと同じく重要な点がもう1つ。

「5分でできること」をやる!

こう聞くと 5分? と思うでしょう。
しかし、集中する5分は思ったより長い

ダンスの練習を5分
読書を5分

こう見ると長くも短くも感じるが、365日と考えれば大きな成長となります。

「1時間勉強する!」などのいきなりデカすぎる目標だと気が滅入るでしょうが『1日5分ドリルを解く!』だとやってみようと思えますよね。

やること、やる時間も「小さく・短く」を意識するだけで続けられる自分に近づけることでしょう。



3.ない時間は朝につくる



上記2点をわかっていても行動に移しづらい理由のひとつこそ「そんな時間がない」でしょう。

1日は24時間という平等なのは分かりつつ人それぞれやること決まってることはバラバラです。

そんなアナタが時間を作ることができる最大の手段がございます。

「ない」時間は朝につくるのだ。

92ページ

2時間、自由時間が欲しけりゃ2時間はやく起きる。
いやなんなら15分欲しいなら15分早く起きる。

起きるを変えるだけで「5分」の自由時間だって容易く手に入るのです!

朝は1日のなかで比較的ほかからの邪魔の入りづらい&脳がめちゃ活発な時間というのを他本に書かれていましたのでいろんな視点から朝活は効果的ということです。

そんな自由でパフォーマンスをフルで発揮できる時間を数分の早起きで手に入るとならば、実践するハードルは爆下がりでしょう。


まとめますと
続けるための第1歩は

・小さいことから始め
・短い時間から始め
・朝につくる


ここだけでも抑えておいてください。


◆やる気より「ついでにやる」くらいの認識で始める




小さく始めることについて触れましたがさらに気をつけるべき点に触れていきます。

最初は「本気」を出さない

この考え方も重要です。

《 テスト勉強やるぞー!と意気込んだはいいものの、机まわりを片付けはじめる 》

こんな経験されたことあるんじゃないでしょうか?

人は「本気でやろうとしていること」に直面すると脳が別の動作にスイッチを変えてしまう現象が起こるものなのかもしれない。

話逸れましたが、ここで伝えたいことは

「やる気」より「ついで」の力を使うほうがうまくいく。

137ページ

片付けというタスクをこなすなら、勉強という高いハードルの前に組み込む。

やることを後回しにする脳のクセを利用して「ついで行動」を誘発するのです。

著者もこの本を書くとき「本を書くかどうか」「テーマと構成をどうするか」を考えてしまい負荷になっていたと書かれています(138ページ)
この心情を抱えた著者が決めたことが「この日に返事を書く」ことをとりあえず決める。
これだけだったとのことです。

返事を書きながら「こういう本なら書けるかも」という構成が浮かび、メールを送る頃には構成ができあがっていたのです。

本気でやるのに気が滅入ることは「何かしらのついでにやってみるor考えてみる」ということを思い出して実践してみてください。



◆「達成」した後が重要



ここまで継続するための攻略法を書いてきましたが、習慣化が叶ったときの注意点に触れていきます。

続けることを阻止する要因で浮かびがちなのが
・飽きる
・忘れる
・面倒になる

これらが浮かびがちですが、著者いわく、正体は意外なものでした。

最大の敵は「目標を達成する」だ。
達成は魔物だ。

190ページ

頑張って頑張って、ついにやり切った!
よっしゃーーーーーーーーーっ!!!!
今日は宴じゃぁぁぁ!!!!!

想像するだけで脳汁ドバドバだが、この快楽こそが継続を阻む強敵となるのです。

これがやらなければならない事なら、達成後再びやる気にエンジンかけることはしんどいでしょう。

著者もnoteの投稿を1年力入れて投稿し、達成したものの「本当にやめていいのか?もう少し続けてみれば?」という自問自答のすえ、翌日以降も投稿したとのことです。

開放感に飲まれ続けてしまうと再度エンジンはかかりづらいもの。
だからこそ継続しているものに対して「あえて負荷をかけること」は際限なく続けていくためにとても大切なポイント

ゴールにたどり着いたときこそ、淡々と続けてやることが大事なのだ。

194ページ


継続とはある意味で「終わりのない旅路」なのかもしれません。



◆続けた記録はブキになる



長くなってきたのでこの項目で最後にしましょう。

続けている事に対して
「なんでこんなことやってんだろ?」
「続けてなんの得あんの?」

と思うこともあるでしょう。

くだらないことは世界を切り拓く鍵になるかもしれない。

205ページ
「無駄だと思ったらチャンス」の項目


著者はこう書かれています。


・すき家で毎日ご飯を食べ続ける人
・絶対に家の玄関を使わない人

一見するとくだらない試みかもしれませんが、上記は「その人にしかないアイデンティティ」になるわけです。

著者もある時、スーパーで売っている納豆について「どのくらい種類があるのか?」と気になったようで、納豆についての記録をはじめたエピソードが書かれています。
その結果、著者は納豆に対しての観察力が高まったと書いています。

・納豆には「大粒・中粒・小粒・極小粒」がある
・「ひきわり」「あらびき」の違い
・メーカー別でかなりの品数がある
・産地直送のご当地納豆もある


著者は 「 納豆に詳しい継続家 」という肩書きを名乗ることができる地位に立つこともできるわけです。

継続すること、そして記録することは、続けた人にとって「最強の強み」に豹変するのです。

私の好きな投稿主で「毎週スーパー戦隊・仮面ライダーの感想を長文投稿する方」がいまして、今では「特撮ライター」としてコンテンツ記事を書いています。


話は逸れてしまいましたが自分の好きなモノ、興味・好奇心が湧いたことを形に残すことで、仕事や思いもしなかった結果に繋がる可能性だって有り得るのです。

記録することで自分の「好きなこと」を見つけれたり、好きな世界が増えていくことだってあるのです。



『まとめ』

◆毎日やれば絶対続く

極論にはなるものの、毎日やれば嫌でも継続は成功するもの。

本を1日1ページ読めば半年〜1年後には1冊読み終えてしまう計算になる。

単純だが、毎日ただ続けることこそ、継続するのに1番大切な考え方なのかもしれない。


◆続けることは「仕組み」がすべて

1.まずは小さく始めてみる

いきなり「1時間勉強する」という目標を立ててもハードルの高さですぐ挫折するでしょう。

続けるための第一歩が「小さく始める」

・本を1日5分だけ読む
・空の写真を1枚撮る

ほんの小さなことから始めていけば自ずと続けられる自分に近づくはずです。


2.毎日5分でできることでやる

先程と同じ意味合いになるものの、短時間でできるという点も重要。

5分は短いようで集中すると長いもの。

・ダンスの練習を5分
・読書を5分

当てはめる時間は微々たるものだったとしても数日、数ヶ月重ねることで前進する自分がいる。

じぶんがしたい事を短時間でも当てはめることで数年後には理想の自分になれるかもしれない。


3.ない時間は朝につくる

と書きつつも「時間がない」という意見も存在するでしょう。

それを解決するのが、欲しい時間分はやく起きる。

したいことが5分なら5分前に。
30分欲しいなら30分前に。

朝は昼夜と比べ連絡くるペースが少ないイメージでしょう。
最高のコンディションの朝はまさに「継続」に相応しい時間なのかもしれませんね。


◆やる気より「ついでにやる」くらいの認識で始める

テストに向けて勉強しなきゃならない時に、片付けに没頭する。
この体験はもしかすると皆さん持っているかもしれない。

人は「やらなきゃならないこと」を避ける傾向にある生き物。

むしろこの原理を利用するのも手なのだ。

片付けのハードルを高く感じるなら勉強やるついでに終わらせればいい。

この「ついで」も見方次第で継続に変えられるというわけです。



◆「達成」した後が重要

めざす目標にむけて継続し、ついに達成!!!
と舞い上がったり気持ちが爆上がりするのはもちろん嬉しいこと。

それでも重要なのは「達成 " 後 "」

やり切った次の日から熱意を持って取り組めるのか。
仕事ならともかく、義務じゃないことは尚更継続しづらいでしょう。

飽きた、忘れた、投げ出したくなった
よりも、むしろやり切った時が継続にとっては大敵なのだ。

目標は決めつつ達成後もエンジンかけて突き進めるような気持ちづくりも、継続するうえで大事なのです。



◆続けた記録はブキになる

「継続」についてここまで書いてきたものの、続ける意味とは?
理由は様々でしょう。

続けることのメリットとは?
ずばり

自分だけのブキになる

・すき家を1年通いつめる人
・ゲームの特定キャラに毎日アイテムを送る人
・毎週アニメの感想を長文投稿する人

続けたことはいつしか「自分のアイデンティティ」となる。
一見「 くだらなさそう 」と思うことにこそ好きで継続できるヒントが隠されているものなのだ。

続けたことをキッカケに仕事につながったり、記録したことが書籍化だってするかもしれない。
そうならなかったにしろ「個性を確立したじぶん」になれる。

継続することで、ゼロから強みやキャリアを生み出すことだって可能なのです。



といった所で終わりにします。


他にも

・いつ辞めてもいいマインドが大事
・ 2時間の現実逃避をしろ
・小さな達成をゲーム化せよ
・続ける先にある変化
・何でも「一度終わらせてみる」

など継続するための攻略法がふんだんに書かれています。


目標に向かって日々つき進みたい。
継続に興味を持ったすべての人にオススメです。




他にも読書感想の投稿をしておりますので気に入ってくださった方は是非マガジンから他の記事も見てくだされば私とっても喜びます。
今のところは週の後半を目安に投稿しておりますが、投稿時点の今だと忙しくなってきたため遅くなる場合もございます。
可能な限り更新していきますのでよろしくお願いいたします。


【余談】「読む・書く」からすこし離れて


ここはわたし個人的な感想を軽く書いてく場なのでご興味ある人のみ読んでいただければと思います。


まず、わたしは毎週、本の感想こみの要約をつくって投稿している者と書きましたが。


3週近く遅れてしまい、本当にすみませんでした。


日々のこと、後は暑さでバテた日などいろいろ重なり、ついには「いつも投稿どう書いてたっけ」となる所まできて今に至ります。

この投稿も本来「8/26~9/1」の間に出す予定の分でした。

今回の本書で紹介されていた「小さく・5分だけ」すら進めず大幅な周回遅れになってしまいました。

昨年春頃から毎週投稿と決めて、1週遅れは多々あったものの、ここまで遅くなったのは初なので自分でも驚きと習慣取り戻すことの大変さを同時に学ばされました。

幸いかどうかはわかりませんが、しばらく連休が重なるということで、ここをチャンスに投稿ペースを挽回していこうと考えています。

改めて、毎週投稿を決めていた私、そして密かに待ってくださっていた人に向け。
遅れてしまったこと、本当にすみませんでした。


そして、投稿から離れていた期間についても残そっかなとおもったので書いていきますね。

気乗りどうしてもできなかった期間でしたが、今まで離れていた趣味に没頭したり、この先どうしていきたいか脳内グルグルさせたり。
とにかくリフレッシュに費やしていました。

そして今回戻ってきて思ったことは

大変だけど、やっぱり投稿することは続けたい

結局のところ、読書と投稿は俺にとって「心の整理」だったことをここに来て気付かされました。


リフレッシュはできても、何か停滞してるような気がしてもどかしい感情芽生えたのも事実でしたし。
何となくですが、このまま投稿手付かずだと人生そのものが悪い方向にいきそうな気もしたので。

つまり「読んで投稿作ってる時めっちゃスッキリするなぁ〜」ってことです。


大幅に立ち止まってしまったものの、止まったからこそ改めて"投稿続けていきたい"と実感することができました!!!


めちゃくちゃな答えになりましたが、これが一度読書投稿から離れて得た感想です。

そして、久しぶりに着手に踏み切れた1冊目が「続ける思考」でよかった。

続けることの大切さ、続けることの楽しさ、続けることで得られるモノ。

「続けることで新しい自分を目指せる」
これに気づけただけでも、完成させてよかったです。

素晴らしい1冊に出会えて本当によかった!!!


次の投稿に着手したいので勝手ながらこの辺で終わりにします。

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