見出し画像

療育的な視点でみる絵本の読み聞かせについての話

よければ記事上部、下部の♡でいいねをお願いします
記事を探すのに便利な目次ができました↓

note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)

これまでの、これからの有料記事が読み放題になるメンバーシップもお勧めです↓


絵本を読み聞かせる という行為は、子どもと関わる人は必ずと言っていいほど直面します

お子さんによって絵本への反応は様々です。中には、大人の願いもむなしく反応なく終わった絵本もあるのでは

ないでしょうか

大抵の場合は、お子さんに合っていなかったり、読み聞かせの技術がないために起こることです

今回は絵本の読み聞かせに必要な療育的な視点を以下に記述していきたいと思います


●絵本はお子さんの興味に合っているか

よく我々がやってしまいがちなのは、絵本や本屋さんの推奨する「年齢」に合わせて絵本を読みがちです

お子さんと関わっていると、いかにこの枠組みの中におさまらないかが分かります

また、お子さんに「こういう風な学びを持ってほしい」という願いを込めて絵本を選んだりしますが、内容が難しすぎると
意味がありません

・まずは絵本の内容がお子さんの興味がある内容であること

・大人は年齢や自分の好みの内容で決めないこと

が大切です

●読み聞かせの環境

基本的には静かな環境が好ましいです。大切なのは刺激物が多い環境であるかどうかの意識が大切です

療育の場では、視覚、聴覚などの影響で絵本への集中が不意にぷっつりと切れてしまうことがあります
その原因は飾ってある掲示物であったり、大人の動きであったりします

現場での読み聞かせの際は、それらの環境調整を意識していました。周囲の大人は子どもと一緒座ってみたり、
一緒に大きなリアクションをとらない等、まずは子どもが集中できる環境を作っていました

●読む側の声の大きさ、速さ、高さ

続きをみるには

残り 605字

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?