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遺言二十一

一日一遺言だったが、今宵は別腹としよう。
数字も漢数字に変えよう。

「遺言19、20」では不満を書いてしまった。
仕切り直しが必要である。

寝る前に。
一日の終わりには美しいものを見て美しい音を聴く。
そう締めくくれるように。

宵いはMBCのやまひろさん。
ベッドに入ってからはジャズかな。
それともラジオ深夜便かな。

それにしても寒くなったな。
外は赤や黄色の落ち葉。
これを掃き掃除するのも季節のお仕事。

また今年も冬を迎えることができた。
でも、明日は死んでるかもしれない。

いのち短し
冬の冷たい空気を纏う

いのち短し
二人孤独はありがたし

いのち短し
いつか一人になる

いのち短し
持たないで逝くに越したことなし

いのち短し
一輪美し

最期はそんな風に。

いのち短し
いのち短し

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