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まなび考え続けること

現在50代。
夫は単身赴任。子供たちもひとりずつ巣立っていき、
人生初の一人暮らしが始まる。

一人暮らしが始まる少し前。
仕事と家事で慌ただしい毎日、
当時大学生だった末っ子と会話をしながら、
この子が独り立ちする前に、次の自分をどうしていくかを考えようと、
その頃よく自問自答していた。

出した結論は、”大学生”という状況を経験するということ。
短大卒の私は、いつかは大学生として学びたいという思いはあったが、
何となくまだ先のような気がしていた。

コロナ禍で、通学制の大学も、オンライン授業などが導入され、
現役大学生の我が子から、この状況について具体的に取材することが出来、
この状況が、私にも学べるチャンスなのかもしれないと、
大学での学びについて、調べ始めるきっかけになった。

さて、私は何を学びたいのか。
自分の興味関心はどこに向いているのか。

まず考えたのが、環境について。
夏になると毎年毎年思うのが、
「私が子どもの頃の”夏”と、今の”夏”はまるで別もの。」
暑いは暑いけれど、命の危険は感じずにいられる程度の暑さ。
工夫すれば、涼しく過ごすことが出来た夏。
これからの子どもたちに、あの夏は感じさせてあげられないのか。
そんなことを考えつつも、あきらめたくはない。
だったら何が出来るのか。
考えて、考え続ける。

「わかっていない」ということが、わかった。

そんな考えから、環境に関する授業を自分なりではあったが、取っていくことにした。
そして3年。
若かりし頃からの『広く、浅く』の思考がいまだ残り、
何か学び始めても、深掘ることが出来ないでいる。
仕事までもが、『広く、浅く』のスタンスなので、
この『広く、浅く』が、すっかり癖になっているのである。

一旦卒業の区切りとはなったが、再入学することにした。
次の目標は、学びを『深堀る』こと。
これからの人生、じっくりと次のステップに進んでいこうと思う。

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