マザー牧場2 ギーグの逆襲

マザー牧場に行ってきました。

メンバーは私、あ〜ちゃん、のっち。
ご存じPerfumeの3人です(藤城と樫野有香さんにはBUMP OF CHICKENのファンであるという共通点があるので、一日だけ“かしゆか”と私が同一の概念であると世界を騙すことができました✨✨)(その代わり、私の魂は死後天国にも地獄にもいけなくなってしまいましたが……😲💦)

のっちに撮ってもらった、シャニマスのイラストみたいな構図の写真

この日一番のお目当ては牧場内で行われるバンジージャンプだったのですが、とりあえず園内を散策しつつ近場の体験ブースなどをまわってみることに。

牛の乳搾り。牛を触ること自体おそらく初めてだと思うのですが、まさかファーストタッチが乳になるとは思わなかった。もっと背中とか段階を踏んでから乳に臨みたかったな。
絞ってみた感想としては、「失敬する」という感覚が強い。一生懸命生きてきた牛が一生懸命産んだ子供を育てるためのお乳をなんの関係もない人間が失敬している、あるいは拝借しているという感覚。飲み会とかでおじさんが「では失敬して……」って言って牛の乳を搾りだしたら面白いだろうな。
あと動物に触るということ自体かなり気をつかうシチュエーションではるけれど、それがあんな皮膚丸出しで血管バキバキの部位だとかなり緊張感がある。あれが日常にある酪農家の人たちはすごい。

園内の写真。さっき「とりあえず園内を散策しつつ……」とか書いたんですけど、そんな軽い話じゃない。マザー牧場は広すぎるので。ダクソIIIの冷たい谷のイルシールぐらいのボリュームがあります。そしてイルシールくらい風景がずっと綺麗。
また、私はこの日好きなVTuberの配信を前日夜から当日早朝まで見ていたのでほぼ徹夜の状態で来ており、歩いているだけでも体力がゴリゴリ削られていく。ヘロヘロのオタク。推し、視聴者から集めたエッチな怪談を48本読み上げる配信をしてくれてありがとうね。
脳もまわっていないので、道があっているかどうかみんなで話している時に「この道を迷わず行けば、違う、まっすぐ行けば……」とさえない猪木のモノマネをしだしてしまう始末。あ〜ちゃん、のっち、もう一度チャンスをください。俺もっと上手く猪木のモノマネやれます。

羊のショー。これが一番面白い。マザー牧場で、ではなく、世界で一番面白い。
スコットと名乗るカタコトの男性が色々な種類の羊を紹介したり笛を使って牧羊犬を走らせたりするショーなんですが、まずあらゆることが上手くいかない。勝手にステージへ飛び出す、他の羊の餌を食べて喧嘩になりかける、寝だす、羊でショーをした時に想像できるアクシデントを全部やってくれる。「コレ食べちゃダメヨ〜!」とスコットに注意されていったんおとなしくなった羊が、彼がお客さんに向き直るのを見計らってまた猛スピードで他の羊の餌を食べ出すまでの間などは芸術的ですらあった。計算してあれをやらせているとしたらヤバすぎる。

そしてなによりスコットが凄かった。羊を撫でながら「この子のお肉すごくオイシーよ」と言ってみたり、「この子のミルクから作るクリームでお肌スベスベ〜。ワタシ今83歳だケド……(観客どよめき)ゴメンナサイ53歳デース!」とおどけてみたり、ちょうどいい重さのユーモアを怒涛のごとく放り込んでくる。また、背中の毛だけがこんもりしている種類の羊を見て「ニッポンのオスシみたいデスね〜」と言ってくれる彼のちょうどいい“ガイコク人ユーモア”には観客もメロメロ。千葉の山奥にこんなイカしたショーマンがいたってのかよ。

スコット中毒
絵画?
威厳のあるヤギ

本来の目的だったバンジージャンプは天候や風の影響で中止になり出来なかったのですが、たくさんのアクティビティや体験コーナーで楽しい時間を過ごすことができたので良かったです。
大人も子供もおねーさんも、マザー牧場に行きましょう。

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