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私の「こまった時の助け舟」は4000年の歴史を持つおじいちゃん

水星逆行の最終日なので、
それを利用して
振り返りをしておこうと思います。

先日、友人から

「なぜ占いをしようと思ったのか、
もっと聞きたい。」と言われました。

数か月前に会った時に、
私が占いを始めていることを話しました。

その時に、
「なぜ占いにたどり着いたのか」
という話はしました。

私の「自己紹介」の記事に
書いてあるような内容は伝えたのですが、

おそらく、
占星術によってもう救われたのに、
なぜ勉強を続けていて
人にも提供しようと思っているのか、
ということを聞きたいのかな?と思いました。

前回会った時の話では、
私が思う「占星術の魅力」を
伝えきれていなかったということでしょう。

伝えられていないということは、
私の中でも言語化できていない部分だと思うので、
記事にしてみようと思い、書き始めました。


一番大事なのは《理由③》です。
でも、①②も私にとっては
占星術を続けるに至った大事な理由です。


《理由①》


私たちは全員
人生を生きていますよね?

人生を生きるために生きている
と言えるくらいかもしれません。

人生の内容は、人それぞれですが、
「人生を生きる」ということは、
一人も漏れることなく、全員しています。

占星術は、「人生を語るもの」
「人生を見るために使うもの」
ということは、
誰にとっても
必要な時が来るかもしれないし、
誰にとっても
身近なモノなのです。

だから、
「ちゃんと使える人がいた方がいい」
と思ったのです。


《理由②》


私は
何でもそれなりにできるけど、
「これといった特技がない」
ということがコンプレックスでした。

仕事も長く続かなくて、
これなら任せて!と言えるような
技術やコネクションもありません。
長く勤めて
専門的になっている友人を
とても羨ましく思っていました。

何でも一人前になるには時間がかかる
ということを分かっているだけに、
焦りも感じていました。

私は
何の価値もない人間なのではないか、と。

でも、気づいたのです。

人生を語るのなら、
47年分の「私なりの歴史」がある
ということに。

私の人生なんて
大したことないと思っていたのですが、
「大したことない人生なんてない」
ということにも気付いたのです。

実際、苦労が多く
人生や自分自身に
徹底的に向き合ってきた私の人生を振り返るだけでも、
かなりの情報量がありました。

そして、
自分の人生を勉強材料にして
過去を徹底的に振り返っていったら、
自然と
自分の人生を
肯定的に受け止めることが出来ていました。

今となっては、
自分の人生にはただただ納得です。

苦しかったことも、
笑えてしまうくらい
「超私っぽい」だけだっただけです。

こんな風に、
占星術なら「自分の人生が活かせる!」
と思ったのが2つ目です。


《理由③》一番大事!


40歳くらいまでは
生きることに自信を持っていました。

大変なことがあっても、
それでも自分の判断を信じ
突き進むことが出来ていました。

でも、娘が高校生になったくらいから、
徐々に様子が変わってきました。

自分の許容範囲から
現実がはみ出してきていて、
それが
今まで感じたことのない
何とも言えない
不気味さを醸し出していたのです。

それはドンドンと広がっていき、
ついには
私の手に負えない状況になってしまいました。

どうしたらいいのか分からない、
手も足も出ない現実にぶち当たったのです。

今の私には
どうすることもできない
お手上げ状態、
ギブアップです。

でも、
ギブアップしても
ゲームを終了することは出来ず、
リセットすることもできず、
そのままの状態で
試合続行しなければならない現実に
絶望したことを
今でもハッキリ覚えています。

今まで頼りにしてきた
母親のアドバイスも
教育本も役に立たず、
友人との会話からも
ヒントは見つかりません。

この時に、
「私が生きているこの人生には、
監督もコーチもいない。
ボーナスヒントももらえない。
問題にぶち当たった時、
頼れるのは自分一人だけしかいないのか!」
と、怒りにも似た感情を抱きました。

人生には、
「頼れるナビゲーションがない」
「自由過ぎる」
そのことに気付き、
何とも言えない恐怖感に襲われたのでした。

自分の人生と、
大きくなるまでの子どもの人生
すべてが自分の判断のみに託されている

そう感じてしまい、
その現実に
足がすくんでしまいました。

私のベスト全力で取り組んできた結果、
こんな娘の現状を作り上げてしまった私という人間は、
全くもって信用できないのではないか。

「間違っているかもしれない私」は、
もうこれ以上
一歩も動けない
一言も言葉を発せられない状況になってしまいました。

「間違えてしまったかもしれない」

何もかもが
怖くて仕方がありませんでした。

「娘の人生を
娘の可能性を
私が台無しにしてしまったかもしれない」

そう感じ始めてしまったら
一気に自分に自信がなくなり、
今までの人生すべてが、
私の選択のすべてが、
間違っていたのかもしれない

感じるようにもなっていきました。

「どうしよう…」

恐怖と罪悪感でいっぱいでした。


そんな状態から、
それでも何とかしなくては!というギリギリの気持ちから
試行錯誤の末に占星術にたどり着きました。
占星術を学ぶことで
自信を取り戻し、
人生を楽しく生きるコツまで掴んでしまったわけなので
これは素晴らしいと思ったわけです。

(この辺の詳細はこちらの記事に書いています。↓↓)

《まとめ》

振り返ってみると
私が何に怯えてしまったのかと言うと、
人生にナビゲーションがない
ということだったんですよね。

自信を失ってしまったので、
とにかく不安で不安で仕方がなかったんです。

そういうタイミングって、
誰にでもあると思うのです。

そんな時、
それなりのサポートがあっても良くないですか?

人生に正解がないのは仕方がないとしても、
もっと安心して生きたいですよね。

私が扱う西洋占星術は
人生のナビゲーションとして、
とっても心強い相棒になれるんです。

ナビのない恐怖感を知っているから、
私は、もう
こんな苦しい思いを
誰にもして欲しくないのです。

そこから救われる感覚を味わったから、
もっと上手に使えるように、
より的確に機能するように、
勉強を続けています。

そして、
今、必要を感じている人はもちろん
今は幸せな人にも、
とにかく知っておいて欲しいと思っています。

そういう手段があると知っておくことは、
いざという時の助けとなりますから。

それが、
広く知ってもらえるように活動をしようと
思い始めたきっかけです。

自分が使ってみて良かったら、
人にもおススメしたくなりませんか?

「ここのお店のクリームパン、食べてみて~!」
っていうのと同じような感じです。

そして多分、私は
心のことを扱うのが
得意と言うか、
純粋に好きなんだと思います。

今思うと
占星術を始める前から
人の内面について観察したり、
心の中を深く突き詰めたりすることを
日常的にしていたと思うのです。
そういうことについて語るのも好きですしね。


おまけ《今の私と占星術》

占星術は、
「先輩からのアドバイス」みたいな位置づけです。

「絶対じゃないけど、的確である」
「聞く価値がある」という感じです。

色々経験している人生の先輩から言われた事って、
たいていその通りじゃないですか?

西洋占星術は
約4000年の歴史があるそうなんです。
4000年分の先輩方の人生が
そこに詰め込まれているんですから、
かなりありがたい情報だと思うのです。

約4000年の歴史を持つ
寡黙だけど優しいおじいちゃんを
人生のナビゲーターにした
って感じでしょうか。

この安心感
伝わりますか?

おじいちゃんは
こう言っています。

「自分の好きなように生きればいい。
答えはいつも自分の中にある

やれない事なんてない。
うまくいかない時は、
やり方が間違っているだけじゃ。

迷った時はいつでも相談に来なさい。

おじいちゃんは、お前がいつも
自分らしくあろうとしているだけ
ということを知っている。

難しい事なんて、何もないんじゃよ。」


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