FC今治・第27節 FCマルヤス岡崎戦 展望
サッカー以外でも楽しめる夢スタですが、試合の見どころを押さえることでよりFC今治の観戦を楽しくできたらと思い、今節の見どころなどをお伝え致します！ 展望の監修は、FC今治サポーターのReiさん、あっきーさんのおふたり、編集ラッキィでお届けいたします。
※TOP画像はFC今治公式サイトより引用
前回のホーム戦振り返り
対戦相手 流経大ドラゴンズ龍ケ崎
試合会場 ありがとうサービス.夢スタジアム
試合結果 5-0 勝利 勝点３
順位 ３位 通算成績 12勝10分け4敗 勝点46 得失点差+16
流経大ドラゴンズ戦戦スタメン（FC今治オフィシャルYouTubeより引用）
短評
この試合まで５戦未勝利とドン底だったFC今治は、システムを従来の４バックから３バックに変更。
GK 修行
DF 中野圭 園田 飯泉
ボランチ 上原 橋本
SH 駒野 原田
FW 玉城 桑島
CF 内村
の布陣で、前半５分に相手GKのこぼれ球を背番号22番・上原選手がキープし９番・玉城選手が決めて先制。22分にコーナーキックから13番・内村選手がヘッドで決める。勢いづく今治は24分に上原選手のミドルシュート、後半15分には、上原選手のフリーキックから29番・飯泉選手が頭で決めて５-０のスコアで圧勝。
スコア1-0の前半10分に、ヘディングシュートがゴールポスト直撃で今治ゴールを襲う場面もあったが、守備陣は５試合ぶりの完封となった。
前回のホームに引き続き、今治を代表する企業BEMACのマッチデーとなったこの試合。先着3,000人タオルマフラープレゼントなど魅力的な企画も多く、3,921名の観客が集まった。
今期は4,000名を超える満員の試合がゼロだが、累計の入場者数は、昨年のホーム12試合消化時と比べて、2,595人、107%の増加となっている。残りのホーム３試合は全て満員でJ昇格を後押し、そして歓喜の時を満員のスタジアムで迎えたいところだ。
ダイジェスト動画
メディア記事
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今節・FCマルヤス岡崎戦の展望
現在マルヤスは、７勝10分け９敗、勝ち点31の12位。総得点23、総失点27とロースコアをモノにする守備的なチーム。
元日本代表・茂庭照幸選手、べガルダ仙台でJ1出場経験もある、多々良敦斗選手を今シーズン獲得。ベテランDFの巧みなゲームプランを遂行し、守備的な時間は５バックで徹底して守り、攻撃時には両サイドバックを上げてアグレッシブに行く時間帯もあり、最後まで気が抜けない相手だ。
今治は、前節の３バックで活路を見出しただけに、同じフォーメーション、メンバーで望むのが濃厚だ。7番・山田選手の回復次第ではベンチ入りスタメンに割って入ることも想像できる。引き気味の時間が多いマルヤス相手だけに、セットプレイも重要となってくるだろう。
前半戦、同点に追いつくもATにカウンターを決められ、今治に唯一の黒星をつけたマルヤス。昇格目前のホーム戦できっちり勝利を収めたい。
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今節の注目選手
FC今治
22番・上原選手
前節はボランチで出場し、１ゴール２アシストの大活躍。コーナーキックやフリーキックでキッカーを務めチャンスを演出。右コーナーからゴールに向かうインスイングのキックなど今節も得点にからむプレイはもちろん、相手選手を危険な位置でプレイさせない守備力も期待したい。
14番・桑島選手
前節ゴールラッシュの中、FW陣で無得点に終わるも、後半戦になってからゴール前でのポジショニング、一瞬の飛び出しなどは磨きがかかり、コンディションも好調。分厚いマルヤス守備陣の隙きを見逃さない動きに注目だ。
FCマルヤス岡崎
14番・平井選手
32番・永藤選手
35番・茂庭選手
平井選手はガンバ大阪時代にＪ１で2010年シーズンに16点を取るなど「浪速のアンリ」と呼ばれた選手。飛び出しのセンス、一瞬のスピードは今なお驚異。
永藤選手は今年８月に、J2山形から育成型期限付きで移籍。９試合で３ゴール。21歳とまだまだ伸び盛りなだけに注意したい。
茂庭選手は言わずとしれた元日本代表のDF。ゲームキャプテンを務めることもあり、マルヤスの堅守に貢献している。
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編集後記
ついにJ3昇格、最後の条件となった４位以内が見えたFC今治。しかし残り４試合で勝ち点４を積み重ねる必要がある状態なので、今節他チームの結果は気にせず、目の前のマルヤス戦に全力を尽くしてもらいたい。
昇格を託されて加入したベテラン勢、昨シーズンあと一歩のところで勝てず悔しさを知る選手。全ての選手がひとつになって、がむしゃらに最後までボールを追いかけ、ゴールを狙い、勝利に邁進する。精神論ではないが、ここに来て必要なのはそのような強い気持ちだと、前節の流経大ドラゴンズ戦を見て確信した。
スタジアムに集った観客に心震えるプレイを、
そして歓喜の瞬間を夢スタで！（編集部）
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