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【読書記録】毎日続くお母さん仕事

読書が止まらない。
こんなに本が面白くてたまらないのは初めて!
育休前は小説とビジネス本が中心だったけれど、私の好きなジャンルはエッセイだったらしい。
図書館に行けばたくさんのエッセイに出会える!あれもこれも読みたくなる。

私がエッセイ好きのきっかけになったのは、松浦弥太郎さん。
そこから、一田憲子さん、大平和枝さん、稲垣えみこさん、そして今回は後藤由紀子さんの本を読んだ。
エッセイを読んでいると、文章中に他の作家さんのお名前が登場することがある。
一田憲子さんの本で、色々な人の台所や暮らしを取材したようなものがあり、そこから興味を惹かれた作家さんも多数。今回読んだ後藤さんもその1人だ。

後藤さんは、なんだか見た目から穏やかさが伝わってくる素敵な女性で、記憶に残っていた。そしてタイトルが「毎日続くお母さん仕事」
読まずにはいられない!!
ということで図書館で借りてきました!


結論、すごく心がホッとした。いい本。
こーゆーお母さんいいなぁ。。。

料理の段取りは参考になったし、子育てに関する部分が特に心に響いた。

「3歳までのかわいさが、あとから貯金になってくる」
まさに今育休中で、復帰時期をどうするか悩んでる私にグサッと刺さった言葉。
娘とまだまだ一緒に過ごしたいけれど、それが娘にとって本当にいいことなのか自信がなかったので、一緒にいていいんだよ、と言ってもらえたよう気持ちになった。

幼いころにみっちり育児をしたというベースができて、3歳までのかわいさがきちんと貯金となって、「かわいかったなぁ」と思い出すとあたたかい気持ちになれて、大事な支えになったように思います、というところにも、ジーンとした。

この先、生意気になったり反抗期を迎えたり、心を通わすのが難しい時がきっとくるので、その時、この平凡な毎日が貯金として生きてくるとしたら、今がどんなに尊い時間だろうと。

べったり24時間ずっといっしょにいられるのは3歳まで、抱っこさせてもらえるのは小学6年生くらいまでと考えることで、その時々がとても貴重に感じられ、大事に思えた、というのもすごく参考になった。
私は娘との毎日を今だけ今だけと宝物のように過ごしたいと思っている。
こんな毎日もいつか懐かしむ日が来るかと思うと、今のうちにたくさん溺愛しておこうと思う。

家事はできる範囲で。でもなるべく効率的にパッパと!
そして育児は愛情たっぷりに!
口で言うほど簡単ではないが、家族の空気を作るのはお母さんだと思っている。
家族が安心できる、そんな家を私なりに作っていきたい。

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