見出し画像

Week'n Minds 0203

今週、私が何を考えて生きていたか。

それを発信するこのマガジンは、「みんな得」を目標に綴ると決めている。

知名度も何もない一個人の1週間の思考内容なんて、正直、誰も興味はない。全くない。

「マジで誰得」ってことが起きる。
自己満でしか無くなる。

けれどもし、私がBIGになったらどうだろう。こんな些細なことにも絶対的な付加価値が生まれる。

そうしたら、あっという間に「みんな得」の
ノートができちゃう。
つまり、目標は、そういうこと。
一刻も早く、それに似合う言葉を綴れるような人間になるから。

はじめるね。

1. 対人について

枕草子の真似をしようと思うという記事でも少し書いたのだけど、私は箕輪さんの『死ぬこと以外かすり傷』という本に、大きく感銘を受けた。
対人関係を築く機会が多い編集者の彼だからこそ手に入れた独自の視点を、シンプルに「すごい」と感じた。
“憑依レベル”(下手したら次に相手がどう動くかまでわかる、そんなレベル)まで相手を分析して、「もっとこの人に話したい」と思われるように、頭をフル回転させて、相手と対する。

そうして、その人の「心地いい」言葉を巧みに用いる。
そんな、魔法みたいなことができたらなぁ。

私は、人よりも相手が何を考えているのかを考察するのが苦手だ。
特に、発した言葉と脳裏で溢れている言葉が違う場合、それを読み取るのは極めて難しい。

私の脳はとても単純で、その状況に陥ることが滅多にないため、読み取るのが下手なのだろう。

これまではそれでいいんだ!と思って生きてきたが、全人類の脳が私と同じくらい単純でないと、難しい話なのかもしれない、と最近思うようになった。

人間として生きている以上、人類の真髄とも言える「対人」は、どのような生き方であっても、多くの場合に登場するはずだ。

どんなにロボットやITの技術が発達しても、
結局人間は、人間同士のコミュニケーションを止めることはないだろう。
発達した技術を用いて、さらにスムーズなコミュニケーションをを図ろうとするのではないだろうか。
そう、結局人間なのだ。

その人間との関係をどのように築くのか。
最後に何を選択するかは自分次第だが、
その“選択肢”は多くあったほうが確実に強い。なんなら、引き出しにしてしまえば最高じゃないか?

自分の気分と、その状況から、
いつでも秒で選べたら、相当強い。
「コミュニケーション」というでっかい世界では、とりあえず無敵になる。

その人が今何を考え、
どんな気分であり、
どんな言葉を欲しているのか。

それを全て把握した上で、自分は何を発するのか。その選択ができる人間になる。
そう決めた。

2. 空気じゃなくて、空間を読む

続きまして。
対人についての思考から派生したおはなし。
参ります。

対人について頭をひねった後、私の関心は「KY」へと向かった。

つまり、「複数人が相手の場合はどうなのか」ということだ。

どちらともとれるので、断言はできないが、
通常の場合、KYというのは、その場の空気を察知せずに、もしくは出来ずに、その場の半数以上が望まない行動をとった人間に下されるジャッジである。

「空気を読む」という文化は、集団を強く意識した言葉であると私は思う。
例えるなら、みんな「へのへのもへじ状態」。

その文化が良いか悪いかは別として、
私が自分の身を置きたい、と考えるのは、
個人が強く残る集団である。
その場合、読むべきものは“空気”ではなく、
“空間”だと思うのだ。

どういうことかというと、
多数のへのへのもへじが、それとなーく集まったらできちゃった極めて曖昧なものが空気。
空気は、半数以上の同じ何かが集まらなくちゃ生まれない。
(何かの中身は、思考と感情と8割の同調)

対して、
色とりどりの、各々違った考え方とか感情が充満するものが空間だ。
こちらの場合、その状況自体を指す言葉だから、全員が違くても、成り立たないことはない。

伝わってるかな?私のイメージ。

“空間を読む”とは、すなわち、オンタイムの場の状況を把握することと同義である。

そして、その“状況”は十人十色なわけである。
それを全部把握して、自分の行動に選択肢を増やせたらどんなに素敵だろう。

例えば、そこにいる人たちからの支持を得るリーダーになりたいと願ったとしよう。
もし自分が、“空間”を読めたなら、
きっと1秒も悩まずにそれを叶えることができる。

そういうこと。

あらゆる対人関係において、(複数も可)
自分の欲求を実現させるための確実なツールが一つあなたに追加される。

それってすごくない?

3. 欲求のはなし

これはもう、単純明快。
「したい」って言わない。wantを使わない。
だってさ、
〇〇したいって、現状に満足していること、もしくは、変化を恐れていることが超あらわになってる言葉だもん。

自分でしないって言ってるようなもんじゃない。

もう、そういうのダメだよ。
って、思いましたとさ。

ちなみに、これも箕輪さんが言ってたことから考えたんだ。

4. 尊敬できるやつ

「尊敬できる人がいない」
「何かに飛び抜けて秀でてる人がいない」
「つまんない」
「この環境にいる意味ない」

ある人に、私はこんな愚痴をこぼされた。
彼は、おそらく私に半分ほど共感を求めていた。

共感した。そして、やばくね?って思った。
でも同時に、めちゃくちゃ悔しかった。

自分はそこに値しないんだ、って知ってしまったから。

そして、頑張ろうって思った。
うん、頑張る。
めちゃくちゃ尊敬されるくらい。
下手したら崇められるくらい。(別に求めてないけど)

そーゆーはなし。

5. 前田祐二の美しい文章の話

単刀直入に言います。
彼の文章、美しくないですか?

私は今週、彼の『メモの魔力』を読んでいるのだけど、その中で、彼が「齟齬」(そご)という言葉を使っていた。

私が惹かれた点は2つあって、
1つは、彼が、普通なら「読めねー」っていう漢字を、文を書くときにさらっと出せる、彼の賢さ。
書いてみるとわかるけど、大抵の場合、文を書くときには、背伸びをしても、難しい言葉はそうそう出てくるもんじゃない。
だから、いかに彼が賢いかを物語る。

2つ目は、彼すらも知らなかった難しい言葉を使っていた場合。
どの思考レベルでも理解できるように、言葉選びを丁寧に行う彼がつかった難しい言葉は、その言葉でなければならない理由があったとしか考えられない。
それはきっと、彼の中の鮮明なイメージを出来るだけ忠実に表現するために使われたはずだ。

その言葉に定めるまで、彼は多くの時間をそこに費やしただろう。
それはとっても美しいと私は思う。

おしまい。

#ビジネス #お金 #るる週間 #今週 #思考 #考え #アイデア #思いつき #みんな得 #マガジン #高校生 #成長 #革命 #記録 #対人 #分析 #憑依レベル #箕輪厚介 #言葉 #コミュニケーション #結局人間 #選択肢 #選択 #無敵 #KY #空気じゃなくて空間を読む #空気 #空間 #複数人 #空気を読む #へのへのもへじ #集団 #感情 #状況 #状況把握 #イメージ #リーダー #欲求 #実現 #ツール #尊敬 #決意 #したい #want #悔しい #前田祐二 #美しい #文章 #語彙力 #齟齬 #死ぬこと以外かすり傷 #メモの魔力 #賢い #決意 #日記 #週記

サポートしていただけると幸いです。 感謝の気持ちとして、お題をいくつかご提示いただければ、その中から選んで記事を書きます。