事業開発におけるよくある質問④ 事業運営のキモ
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事業開発におけるよくある質問④ 事業運営のキモ

事業運営で大事にすべきことは戦略ですか? 組織ですか? スピードですか?

こんにちは、LIFULL STARTUP STUDIOです。

結論は、
『どれも大事ですが、
事業責任者は、戦略や組織を駆使して「勢い」を作り出さなくてはダメ』
です。
最近は、経営について学習するリソースが溢れており、MBAホルダーのみならず経営について語ることができるようになってきました。
色々な経営理論に触れてしまうがゆえに、このような紋切り型の悩みにハマってしまうようです。

普通はあり得ないことが、勢いゆえに起きる

これは、組織でも社会現象でも見られることです。
例えば、ひとたび新製品が成功すると、その成功が従業員の心理が大きく動き、イケイケとばかりに積極的になり、次の製品も成功する。
逆に、万全の準備をしてコンペ資料を準備したのに、
機器の接続に失敗し、バタつき、慌てて、セリフを忘れ、
質疑もシドロモドロ、結果コンペに負けてしまう。
このように、勢いがもたらす「動き」の事例は多いです。

「勢い」とは集団心理の一つ

メンバーが相互に刺激し合い、プラスのフィードバックが生まれ、どんどん前向きの姿勢が高まっていく状態が「勢い」がある状態です。
その結果として、ある種異様な高揚感が生まれ、それが時に過剰となってマイナスも発生する。
しかし、プラス面を考えれば、マイナス面を補って余りあるエネルギーの自己供給メカニズムが「勢い」の正体です。

「勢い」の作り方

事業責任者は勢いをどう作り出せるか、そのような心理状態を自分の組織にもたらすにはどうしたらいいのか、それを考えることが事業責任者のキモと言えます。
このことは、戦略的思考の大きな焦点の一つだと思います。
これは孫子でも言及されていることで、あながち間違いとは言い切れないかもしれません。

治乱は数なり。勇怯は勢なり 『孫子 勢篇<第五>』
勢とは利に因りて権を制するなり 『孫子 計篇<第一>』

孫子の言葉を借りると、孫子は「相手と自軍の利をよく考えて臨機応変の措置を取ることで、勢いが生まれる」と説いています。
つまり、勢いそのものはメンバーの心理であるが、それをプラスに導くには臨機応変の動きをすることが重要であるということのようです。

序盤の例で言うと、
仮にプレゼン準備で想定外のことが起きても、少しの間を取り、メンバーを落ち着かせたり、ムードを和ますような手を打てれば違う結果になったかもしれません。
事業責任者にはこのような臨機応変な対応を戦略や組織運営で行うことが重要と思います。

人を責めず、「勢い」を追求する

私の経験でも、営業戦略があいまいでも、「うまくいくときはうまくいく」という経験があります。
ただし、うまくいかなくなった時には、それを早期にキャッチして配置換えをするなど、早期の打ち手が成否を分けるような気がします。
事業責任者はメンバーを責めることではなく、勢いを止めないよう配慮する戦略立案や人選がまず大切なのだと思います。
そのために、戦略論や組織論やスピードの緩急を駆使するのが良いと思います。

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