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メンバー紹介 #01アクセラレーター 今村吉広

LIFULL STARTUP STUDIO

LIFULL STARTUP STUDIO note編集部 編集長です。

本日より不定期で、LIFULLの新規事業開発を支えるメンバーをご紹介していきたいと思います!LIFULL STARTUP STUDIOはLIFULLの社内外の新規事業開発に携わっていますが、ここでは特に「社内新規事業」にフォーカスしてお話を聞いていきます。

第1回目は事業開発の責任者である今村吉広さんにお話を聞いてみました。

ー まず、経歴について簡単に教えて下さい

キャリアの大半が企業内での新規事業開発です。前々職のメーカーを中心に10年強、スマートシティや働き方の改革、モビリティ(移動)サービスといったテーマで、15〜20件程度の0→1、1→10の事業開発に携わってきました。

現在のお仕事について教えて下さい

現在はLIFULLの事業開発部門全体のマネジメントとアクセラレーターを担当しています。
アクセラレーターの役割は大きく2つあり、
1つは同部門に所属する事業オーナーの事業開発・推進を伴走、支援すること。
もう一つはそれらを俯瞰的に捉え、事業創出のための手法を再現性ある形で仕組み化していくことです。

今のお仕事をやっていて良いところ、反対に大変なところなどあれば、教えて下さい

なんといっても当事者の一員として、様々な起案者チームとともに多様な事業モデルに携われることですね。
実は自分も当初は事業責任者志向でLIFULLにジョインしたんですね。
ただ、SWITCHという所謂社内ビジコンを通じて多様なバックグランドをもつ社員が事業創出に挑戦していることを目の当たりにし、
かつ会社からもオーナーというよりは、サポート側の役割を期待されていることをなんとなく感じ取りまして、笑
自身の経験を何らかの形で還元できるかも、と思い今はアクセラレーターの立ち位置に落ち着いています。

やり始めるとこれがまた学びだらけなんですね。
例えば、飛び地のサブスク事業でイベントフックの集客施策をゼロから試行錯誤しながら企画・運営したり、
とある市場に部門総動員で繰り出し、力技でなんとか梱包発送作業をこなしたり。(↓)

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あとは必要にかられて食品衛生責任者の資格を取ったりなんかもしました。

新規事業は想定通り行かないことだらけですが、その中で自身もチームも未経験の業種・職種に、圧倒的当事者意識をもちながら携われること、またこれを通じてチームの成長を肌で感じられることが最も大きな醍醐味ですね。

当社の場合は若手の事業チームも多いため、もはや親的な感覚だったりもします。笑

ー 今回は社内起業がテーマなのですが、普通の起業との違いは何だと思いますか?

ベースは特に違いはないと思います。
社内に関してはトップダウン・ボトムアップ、予算やチームあり・なし、主力事業の周辺・飛び地など様々ですし、
起業に関しても、副業や個人事業主から始めるとか、最初から会社を設立して自己資金や融資、出資を受けるなど、進め方は様々です。

いずれにしても自身がどの選択肢を選び、試行錯誤しながらもやりきるか、がより重要になるのでその意味では二元論に大きな意味はないと思っています。

ただ、その前提で1点社内起業のメリットを上げるとすると、所属する企業のアセットやノウハウが活用できることですね。

スタートアップは自由な一方、全てにおいて自己責任。例えば業界のネットワークなんかもゼロから開拓する必要があります。
他方、企業内では例えば大抵の場合バックオフィス関連はすぐ隣に信頼でき相談できる仲間がいますよね。
職業的専門性もそうですし、業種的専門性も然りです。
これってスタートアップからすると恐怖でしかないんですよね。規模の経済性なんかも同種の例だと思います。
なので違いというよりは、自身が描く世界を実現するための最適手法は何か、という選択肢の違いに過ぎないという捉え方をしています。

ー LIFULLの新規事業開発の特徴はどんなところだと思いますか?

ボトムアップかつソーシャルエンタープライズを標榜している点が特徴的な側面だと思います。

前者は前述のSWITCHを通じて自身が個人として感じる不を起点にボトムアップ的に事業が起案されます。
これを起点に一般的にはSDGs、同様の文脈でLIFULLとして定義したLIFULLアジェンダのような粒度にテーマフォーカスを昇華・抽象化して、社会的な課題解決に取り組みます。

LIFULLアジェンダ


その上でビジネス・収益的なリターンは、その社会課題解決を継続的に提供し続けるために必要な要素であり、この社会課題解決とビジネスの両立を目指す企業がソーシャルエンタープライズ、という構造です。

実例ですと例えば、LIFULL FLOWERやClean Smoothieといった事業。

これらは実家が一次産業を営んでおり農地で発生する無駄を解決したいという起案者自身の実体験を起点に、生産過程だけでなく流通過程や消費過程で発生するロスといった業界や市場全体を含めた社会課題に取り組む例です。

社内起業の事業オーナーに一番必要なスキルって何だと思いますか?

熱量とやりきる力だと思います。
前述のような実体験に基づいた、どうしてもこの課題を解決したいという情熱を持ちつつ、その先に何を成し遂げたいのかを描きながら、仲間を増やし、実行し切れるか。

情報過多の時代なので、同じようなことを考えている方は多数いるはずで、その観点では事業アイデア自体には大きな価値はなく、違いは
いかにそれを熱量高くやりきれるか、
が最も重要なポイントだと感じています。

ー 最後に、社内起業をしたいと思っている方にメッセージをお願いします

まずは小さくても良いから経験してみることだと思います。
テクニック論は後からでも付いてきますし、特に社内起業だと語弊があるかもしれませんがある意味リスクはありません。
個人資産面での不安もなければ、職種的・業種的専門性を持った頼れる仲間もすぐ周りにいる。
こんな恵まれた環境はないですよね。笑
直接的なビジコンでも良いですし、会社によっては社内公募やワーキンググループ、委員会のような活動などもあると思うので、まずはこういった機会を積極的に活用してみるのも一つの手だと思います。

あとはその前段もしくは並行して、自身の実体験を踏まえつつ何をやりたいかを言語化できると良いですね。

自身も2回の転職での経歴の棚卸しが良いきっかけになっていますし、
転職せずとも例えば毎期の業績評価なんかは改めてじっくりと考える良い機会になり得ます。

業績評価って賞与も絡むのでわりと事務的だったりドライな向き合いになりがちですが、笑
ポジティブに捉えてやりたいことを自身の中で腹落させる、第三者にもしっかりと伝わる粒度で言語化する機会として活用するところから始めるのも良いと思います。

社長室 新規事業責任者 今村吉広(いまむら よしひろ)
総合電機、流通業において約10年間、社内起業家として働き方改革や街づくりプロジェクト、モビリティサービスなどの事業開発に携わる。2017年、株式会社LIFULLに入社。社会課題解決をテーマに社内外インキュベーション、アクセラレーションを行うとともに、新規事業創出のスキーム確立・文化定着を通じて、企業ビジョンである「あらゆるLIFEを、FULLに。」の実現を目指す。


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