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エルピクセルについて

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LPIXELについての紹介記事を纏めました。
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#AI

プログラム医療機器業界の変貌の舞台裏

こんにちは、LPIXEL のファウンダー島原です。 LPIXELは2019年に深層学習を活用したプログラム医療機器で初めての薬事承認を取得したと言われています。 承認取得にあたり、手探りの状況で助けを求めたり、苦労を重ねたりもしました。その経験を通じて、政治・行政の各方面から問題点のヒアリングを受け、提言をする機会に恵まれてきたのです。今日は、その過程でプログラム医療機器業界が動いたと感じた転換点と、その背景について話したいと思います。 法規制対応は主体的な仕事2016年、

エルピクセルが進める製薬企業との協業と共創

こんにちは、エルピクセルでサイエンスビジネス本部の責任者を務めている加藤です。 私たちのグループは、あらゆるパートナーとのコラボレーションをミッションとしていますが、今回は主に製薬企業との協業を通じた、少し先の発展に関するお話しをしてみたいと思います。 エルピクセルのこれまでを簡単に振り返る生物画像解析技術をビジネスに:「IMACEL」の誕生 まずは、弊社ファウンダーの島原が執筆した初回記事を参照しながら(私も初めて知ることが多かったです)、簡単に振り返らせていただければ

LPIXELのAI画像診断支援技術ってどんなことをしているの?

こんにちは、LPIXELにてAI画像診断支援技術のセールスマネージャーをしている植田です。我々のチームでは主に医療機関向けにAI画像診断支援技術の普及をおこなっておりますが、今回は業界を取り巻くお話と普及に向けての活動に関して触れていきたいと思います。 AI画像診断支援技術の普及画像診断とは 「そもそも画像診断って何」という読者の皆さんもいると思いますのでご説明させていただきます。 画像診断とはレントゲン画像、CT(コンピュータ断層撮影)、MRI(磁気共鳴画像)、超音波な

LPIXELの過去・現在・未来:現在編

こんにちは、LPIXELファウンダーの島原です。 前回に引き続き、LPIXELの「過去・現在・未来」の「現在」についてお話させていただきます。 LPIXELの今医療AIへの挑戦 2015年、AI研究の第一人者である東京大学の松尾豊先生が執筆した書籍「人工知能は人間を超えるのか」がベストセラーになるなど、日本でもいわゆる第三次AIブームが訪れました。これまで、我々も画像解析技術と総称して活用してきた機械学習技術も、代わりに「AI」という言葉が使われるようになり、LPIXEL

LPIXELの過去・現在・未来:過去編

こんにちは、LPIXEL ファウンダーの島原です。 この度LPIXELでは、皆様への情報発信の場として、LPIXEL noteを始めることになりました。様々なメンバーから有用な情報を発信する予定ですので、ぜひご覧いただけましたら幸いです。 まずはファウンダーの立場から、LPIXELの「過去・現在・未来」について3回に分けてお話しします。 LPIXELを紹介する枕詞はいくつかあります。 医療AIの会社 創薬AIの会社 ライフサイエンス領域における画像解析の会社 大学