つばき

新都社というところで小説を書いていましたが、産後は停滞中。基本的に育児関連のもやもやや…

つばき

新都社というところで小説を書いていましたが、産後は停滞中。基本的に育児関連のもやもやや思うことを書きます(予定)。2016年生まれの娘がいます。

最近の記事

第二子妊娠、つわり、そして家族というもの 3

妊娠12週半ばになると、子宮内で胎盤がほぼ完成する。胎盤とはへその緒のつながる先だ。つまり、ようやく胎児と母体がへその緒で結びつく。そしてホルモンのバランスが変化し、ほとんどの人はつわりや体調不良が少し落ち着いてくる。 わたしもそうだった。とはいえ、前回の記録に「13週に入るとほぼつわりはなくなった」と書いていたけれど、今回はそう簡単に去ってはくれなかった。昨日はけっこう動けたのに、今日はくたくたで晩御飯も食べられない……とムラがあり、薄皮が剥がれるように少しずつ体調

    • 第二子妊娠、つわり、そして家族というもの 2

      病院に行ったちょうどその夜から、体調の変化が顕著になった。夜ごはんの支度はなんとか終えたのだが、食べ終わるとそのまま動けなくなりぐったりと床に倒れこむ。偶然早めに帰宅できた夫が娘を風呂に入れ、湯上りのケア(保湿、着替え、ドライヤー、歯磨き)をやってくれた。わたしはというと皿を洗う気力もなく、娘と一緒にそのまま就寝。結局夫が皿洗いもやってくれた。そしてその日からそれが夫のルーティンワークとなった。 つわりが本格化したのだ。 朝昼はまだそこまで辛くない。が、夜になると

      • 第二子妊娠、つわり、そして家族というもの 1

        2人目を妊娠した。 正確には前回出産から1度流産しているので、妊娠としては3回目だけれど。 1月下旬のことだった。今までの妊娠と同じように、生理予定日の1週間前くらいから「なにか違うな」という感覚がじわじわと芽生え始めているのを感じた。胸の張りだとか身体の熱の持ち方だとか、いつもの生理前と比べてものすごく微妙な違いなのだが、「妊娠したかもな」という曖昧な予感があった。もちろん2人目を作ることは既に夫婦で合意済みだった。わたしはバースコントロールに関してはとても生真面目な

      第二子妊娠、つわり、そして家族というもの 3