20240108 将棋ウォーズ

自分が後手、戦型は向かい飛車対三間飛車の相振り。

図①、51手目▲47角まで

本譜は少し苦しいが△61角として▲83角成を受けたが、やはり受け一方の角打なのでなるべく指したくない一手だった。
ここは△65歩とすべきで、以下▲同角には△74歩▲同歩△64銀左▲73歩成△同桂▲83角成△54角、が一例で後手有利。
また、▲36歩と角頭をカバーする手には、△66歩▲同銀△74歩▲35歩△同歩▲55銀△61飛、が一例で後手有利。

図②、57手目▲56歩まで

本譜は単なる歩交換に終わったが、ここは△74歩と反発したいところだった。
以下、▲同歩とすると△56歩とされた時に取れないので(▲同銀は△76歩、▲同角は△55金~△43角)、▲57金右とするくらいだが、△75歩▲36歩△43角▲55歩△同金▲56歩△54金▲86飛△45歩、が一例で後手有利。

図③、77手目▲14歩まで

本譜は△74銀としたが、ここは△66歩から攻めた方がより厳しかった。
以下、▲同玉△75桂▲同玉△67角成▲同金△78銀▲34銀△89銀不成▲43角△31飛、が一例で後手有利。

図④、95手目▲75歩まで

本譜は△64桂としたが、これは王手は追う手の悪手だった。
ここは△78銀と上下の挟撃形を作るべきで、以下▲43銀△51玉▲88飛△84桂▲86玉△67銀不成、が一例で後手優勢。

図⑤、101手目▲56同角まで

本譜は△同歩としたが、ここは△同桂とした方が良かった。
以下、▲43銀△51玉▲52銀打△62玉▲76歩△66歩▲57玉△76飛▲63銀成△71玉、が一例で後手優勢。

実戦はその後、相手の攻めに対する受け方を間違ってしまい一瞬逆転した局面もあったが、何とか局面優勢は維持できた。しかし、持ち時間が切れてしまったため負け。

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