中飛車対超速2枚銀

自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀、▲58金右省略型。

図①、25手目▲37桂まで

本譜は△56歩としたが、やはり端歩を突かずに戦いになるのは怖いので、ここは△94歩と突いておきたいところだった。
ただ、実戦でも後に端歩の突き合いが入ったので問題なかったとはいえ、変化はなるべく少なくしたいところ。

図②、57手目▲61とまで

本譜は△同銀としたが、そこで▲55角と飛車取りをかけつつ玉を広くする手があり良くなかった。
ここは△58金とすべきで、以下▲79金打△56桂▲77角△61銀▲22飛△52歩▲21飛成△68金、が一例で後手の攻めの方が早いため後手良し。

図③、61手目▲21飛成まで

本譜は△56桂としたが、そこで▲74桂が厳しく先手有利だった。
ここは△58金とすべきだった。
以下▲74桂とされると同じように見えるが、△同歩▲55角△64桂▲28角△69金▲同玉△43歩、が一例で難解な形勢。

実戦はその後、△68桂成を▲同金としたので即詰みが生じて後手勝ちになったが、仮に▲77玉とされても△69成桂が詰めろになるので大丈夫だった。

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