20230822 将棋ウォーズ

自分が後手、戦型は中飛車対▲46銀型持久戦。

図①、43手目▲55銀まで

本譜は△同銀▲同角△73角と進んだが、先手にだけ桂香両方とも取られてしまい、形勢を損ねてしまった。
ここは△73角とすべきで、以下▲44銀なら△同歩▲18飛△12飛▲96歩△66銀▲同金△同歩▲同角△28金、▲46銀なら△33桂▲56金△52飛▲35歩△45桂▲68金△66歩▲同角△56飛▲同歩△65金▲67金△66金▲同金△13角、が一例で難解な形勢。

図②、55手目▲68歩まで

本譜は△27銀としたが、流石に桂馬は取れてもこんなところに銀を手放してしまってはダメだった。
ここは△29馬とすべきだった。対局中はなんとなく千日手のイメージがあったので指しづらいと思ったが、もともと形勢が悪そうな局面なので多少の妥協は必要だった。(実際は千日手にならない)
△29馬以下、▲48飛△39馬▲49香△48馬▲同香△68飛▲43馬△67歩成▲同歩△68銀▲同金△同飛成、が一例で難解な形勢。

図③、71手目▲53銀まで

ここで△12飛も考えたが、▲64銀成△同金▲65香の攻めが厳しく見え、本譜は無視して△73桂とした。
流石にこの局面で△73桂は無謀で、△12飛としなければならなかった。
以下、▲64銀成△同金▲65香△47桂成▲53香成△57成桂▲64香△同馬▲86桂△92玉▲96歩△67歩成、が一例で難解な形勢。

実戦はその後、少し相手玉が見える展開になったが、最終的には手数計算がわかりやすい局面になってしまい負け。

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