20231224 将棋ウォーズ

自分が先手、戦型は向かい飛車対三間飛車の相振り。

図①、46手目△64桂まで

本譜は▲75桂と攻め合いを目指したが、ここは▲78金と桂跳ねを先受けするのが冷静だった。
それでも△76桂としてくれば▲65角で桂を取れるので、△22飛と間合いを図るくらいだが、▲66歩△74歩▲26銀△14歩▲86桂△73銀▲65桂△54歩▲73桂成△同金▲74桂△同金▲61銀△同玉▲83飛成、が一例で先手有利。

図②、50手目△93角まで

本譜は▲83桂成~▲65角と銀桂の両取りをかけたつもりだったが、△88歩と打たれてしまい、ここで後手を引くようでは打った角も狭く、形勢を損ねてしまった。
ここは▲66角と桂にひもを付けるべきで、以下△74歩と桂を取りに来る手には▲83桂成~▲93角成~▲84歩があるので△35歩とするが、▲84歩△同角▲35歩△21飛▲86飛△14歩▲26歩△31飛▲36銀△28歩▲95歩△同歩▲83桂成△同銀▲84角△同銀▲同飛、が一例で先手有利。

図③、66手目△89歩成まで

ここで▲同飛とすると△98歩成からどんどん攻めてこられると思って本譜は▲29飛としたが、良くなかった。
実際手順中の△98歩成には▲93桂成が好手で先手良くなるので、△88歩とするくらいだが、▲76歩△89歩成▲75歩△88と▲同金△25飛▲35歩、が一例で先手有利。

実戦はその後、不利な局面が続いたが相手が受けを間違ったために一瞬で受けのない形になってしまい勝ち。

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