中飛車対居飛車穴熊

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車穴熊。

図①、37手目▲25歩まで

本譜は△33角としたが、ここは△65歩とする手が成立していた。
以下、▲65同歩には△同銀▲24歩(▲66歩には△同銀~△56歩)△66歩▲68金引△31角▲75歩△同角▲58銀△56歩▲同歩△86歩、が一例で後手有利。
また、▲68飛には△66歩▲同金△86歩▲同銀△56歩▲同銀△66飛、が一例で後手微有利。

図②、45手目▲36銀まで

本譜は△56歩として、どこかで△65歩から角交換を狙う攻めを考えていたが、▲84歩△82歩の交換を入れられてしまったために歩が足りずその攻めが実現しなかった。
ここは△65歩とすべきで、以下▲同歩には△86歩▲同銀△85桂▲同銀△同銀▲84歩△86歩、が一例で後手有利。▲45銀には△66歩▲同金△65歩▲67金引△86歩▲同銀△85桂▲同銀△同銀▲34銀△45角▲45銀△22角▲24歩△同歩▲23歩△33角▲34銀△66銀、が一例で後手有利。

図③、51手目▲84歩まで

本譜は△82歩と受けたが、持ち歩の数も少なくなり攻めをつなげるのが難しくなってしまった。
ここは怖くても△85銀と攻めるべきで、以下▲95銀△65歩▲同歩△97歩成▲同香△96歩▲94歩△97歩成▲同桂△96香、が一例で後手有利。

実戦はその後、相手の入玉が防ぎにくい展開になってしまいそのまま負け。

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