20230822 81dojo

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車穴熊。

図①、42手目△63金まで

序盤で相手にクリックミスがあり後手だったが実質先手になっている。
△63金は以前指した時の修正手順。このまま△45銀~△14歩や、△24歩~△22飛が実現したら後手ペースになるので、▲75歩△14歩▲44飛と飛角交換に進んだ。

図②、51手目▲65歩まで

ここは非常に悩んだ局面。本譜のように△同歩から相手の攻めに対応するのか、△29飛成から攻め合いを目指すのか。
ただ、今回の場合はどちらを選んでも後手有利なことには変わりないらしい。
とはいえ、△29飛成の方が一直線なので読みやすいかもしれない。
△29飛成以下、▲74歩△同歩▲63角成△同銀引▲53金△58角▲62金△同金▲31飛△82玉▲64歩△54銀▲66金△76桂、が一例で後手有利。

図③、61手目▲31飛まで

本譜は△61金と王手を受けたが、それまでの優位をふいにする一手だった。そこで▲53金とされたら形勢は難しかった。
ここは相手の持ち駒に斜め駒がないことに着目して、△82玉とすべきだった。
以下、▲51飛成△73角▲11龍△19龍▲65金△76香▲78歩(▲77歩は△67歩が厳しい)△96歩、が一例で後手優勢。

実戦はその後、攻防っぽく角を打ってみたりしたが、本譜の攻め合いは完全にこちらの速度負けで、結果も負け。

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