20230829 将棋俱楽部24

自分が後手、戦型はゴキ中対超速持久戦。

図①、29手目▲88玉まで

本譜は△22飛からの打開を目指したが、いつでも▲37桂~▲45桂の攻めがある中で飛車を相手の角のラインに入れるのは良くなかった。
ここは△42金から駒組を進めるべきで、現状相手からも打開は難しく、さらに飛車が5筋から離れたら後手から△56歩と動くことも出来そうなので、最終的に千日手の可能性もありそう。

図②、33手目▲56同飛まで

本譜は△22飛と回った手を活かすために△24歩としたが、流石に速度が遅く、良くなかった。
ここは△52飛とすべきで、以下▲54歩△63銀▲24歩△同歩▲35歩△同歩▲同銀△55歩▲44銀△同角▲55飛△54銀▲58飛△55歩、が一例で形勢は難しい。

図③、57手目▲94歩まで

ここまで苦しい局面が続いていたが、ここは少し後手が良くなっている。
本譜は△59飛としたが、ここはとりあえず△94香とすべきだった。
以下、▲74歩△76飛▲77金△74飛▲95歩△77飛成▲同玉△59角▲68銀△65銀▲88桂△66銀▲同歩△68角成▲同玉△56金、が一例で後手有利。

図④、67手目▲11角成まで

この局面は寄せのチャンスを迎えていた。
そのチャンスを活かすのが△67銀成。以下▲同金△同金▲同玉△56角▲68玉△58金▲77玉△79飛成▲66玉△34角、が一例で後手優勢。

実戦はその後、相手の馬の守備力が強く、こちらの攻めが切れてしまい負け。

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